節水とSDGsゴール6
もくじ
前回のブログでは、
「節水」
は大切なことではありますが
実際に、なぜ節水が必要なのか
説明しようとすると
他の人を納得させるような
言葉がうまく思い浮かばない…。
そこで、私は
「ウンコやおしっこで
汚れた飲料水を使っている人」
が世界には18億人もいること。
また、
「汚れた水が原因の病気で
お亡くなりになられる子どもたち」
が、世界中で年間180万人もいることを
紹介させて頂きました。
今回のブログはその続きです。
当たり前じゃない
前回のブログでも紹介した
こちらのデータでも分かるように
きれいな水
を、一般の人たちが
当たり前のように使える国は
日本をはじめ決して多くないことが
わかって頂けると思います。
経済大国の中国でさえ
このとおりなのです。
あなたは、
きれいな水を飲んだり使ったりすることを
今まで当たり前だと
思っていませんでしたか?
そうです。日本では当たり前でも
世界に目を向けると
決して当たり前じゃないことがわかります。
SDGsゴール6
国連も日本の経団連も
その推進と達成を目指している
世界的な共通目標
SDGs(持続可能な開発目標)
の中には、
ゴール6
という大きな目標があります。
※ピクトグラムをクリックすると
(一社)SDGs支援機構の説明ページに
ジャンプします。
前回のブログでも
このブログのはじめに紹介した
きれいな水を飲むことができない
18億人の人々
も
汚れた水のせいで
お亡くなりになられる
180万人の子どもたちも
これは、ちゃんとした
水をきれいにする設備や施設や
安全なトイレ・下水道が
ちゃんと整備されていない
国や地域が
世界には
まだまだたくさんあることを
示しています。
そして私は、この
SDGsのゴール6
と
節水
には、深い関りがあると
考えてるのです。
SDGsゴール6と節水
確かに、日本で節水をしたところで
それにより余ったきれいな水が
きれいな水が不足している国や地域に
送られたりする訳ではございません。
その点は、以前も当ブログで紹介した
フードロス問題と水の問題は
少し違うところかもしれません。
しかし、だからといって
日本人が節水することが
決して無駄になるとは思いません。
私たち日本人が
節水をしたり心掛ける行為は
きれいな水をこうして使えることの
有難(ありがた)みを感じ
今あるこの環境に
感謝する行為。
だと私は考えるのです。
余りにも抽象的で
道徳的な考えであり
まるで聖者にでもなったかのような
言い方ではあるかもしれませんが
私たちが節水し
今こうしてきれいな水を使えていることに
有難みを感じ、感謝する
ことで
安全な水とトイレを世界中に
というSDGsの目標に繋がるものと
確信しています。
また、SDGsは
誰一人取り残さず
世界中の人、一人一人が
取り組むべき目標
です。
世界中の子どもたちのために
あなたもSDGsゴール6について
考えて頂ければ幸いです。
具体的に取り組みたい方は
節水し感謝するだけでなく
もっと具体的にSDGsゴール6に
ついて取り組みたいと思われる方は
特定非営利活動法人
ウォーターエイドジャパン
(認定NPO法人)
さんの活動にご協力されてみては
いかがでしょうか?
ウォーターエイドジャパンさんは、
世界中にたくさんいらっしゃる
きれいな水を利用できない人たちと、
トイレが使えない生活を
送っている人たちのために
世界34ヶ国で、清潔な水が利用できる生活を
届ける活動をしていらっしゃいます。
きれいな水を届けるだけでなく、
その国や地域に相応しい解決方法を
専門家と一緒に考え導入し、
衛生教育等も合わせて行っていらっしゃいます。
まさにSDGsゴール6の達成に
相応しい取り組みをしている団体です。
ホームページから寄付等もできます。
動画はウォーターエイドジャパンのHPより
まとめ
節水とは
今こうしてきれいな水を飲んだり
使ったりできるこの環境に
感謝する行為。
このような行為が
SDGsゴール6が掲げる
きれいな水とトイレを世界中に
という目標達成に貢献し
強(し)いては、
持続可能な世界の実現
につながる。
具体的に取り組みたい方は
ウォーターエイドジャパンの
活動に協力を。
そして、こんなことを
大人に気付かせてくれた
節水に取り組んでいる小学校の皆さん
ありがとう!
では、また次回に。