梅雨と豪雨災害とレジリエント
もくじ
梅雨と豪雨
梅雨らしい…
と言えばそれまでですが
雨の日が毎日続きますね。
私が住む石川県は、
『弁当忘れても傘忘れるな』
という格言が古くからあるくらい
雨が降る日が多い地域です。
そんな私でさえ、
これだけ毎日のように
雨が降り続くことは、
近年記憶にありません。
さて、令和2年7月、
今年も発生してしまった
豪雨による被害。
被害にあわれた方の
心中を察するには余りありますが
ここで改めて
この防ぎようのない自然災害に対して
私たち人類が考えるべきことを
私なりの視点も含めて
お伝えしたいと思います。
SDGs(持続可能な開発目標)
国連で全会一致で採択され
2030年までに私たち人類が
達成すべき世界共通の目標
SDGs(持続可能な開発目標)
における17のゴールの中に
以下のような目標を掲げるものが
あります。
※ピクトグラムをクリックすると
(一社)SDGs支援機構の説明ページに
このとおり
強靭(レジリエント)
という文言が出てくるのです。
レジリエントという言葉を
辞書で調べてみると
(※実際はレジリエン「ス」で調べます)
弾力。復元力。
病気などからの回復力。
強靱さ。
と書かれていました。
また、最近は
ビジネスパーソン(仕事をする人)や
スポーツ選手の
“精神的な強さ”
というニュアンス(意味合い)で
使われているケースも
あるようですね。
SDGsにおける強靭さ
SDGs目標11
住み続けられるまちづくりを
では、
強靭(レジリエント)な都市と居住を
持続可能な世界の実現のために
必要としていますが、
SDGsが求める“強靭”さは、
おそらく皆さんが考えるものと違い
壊れない強さではなく、
いち早く元の状態に
‟回復できる力”
のことを差しています。
少し具体的に説明すると
毎年のようにどこかで発生する
大きな自然災害などの被害を受けても
人々が、
いち早く元の生活に戻れるような
インフラや都市と居住を整備したい
と言えるでしょう。
つまり、私たち人類は
この防ぎようない自然災害に対して
どうすれば
災害が起こらないようにできるか…
などといった、今の科学や技術では
どうしようもできないことを
願うことでも
もちろん、
指をくわえているだけでもなく
レジリエント
(しなやかさ)
をもって受け入れ
対応してくことを
心掛けていくべきなのです。
そして、それが
持続可能な世界の実現
へと繋がるのです。