サンドイッチの発明とイノベーションとSDGs
もくじ
サンドイッチ
皆さんがコンビニで
よく買いものする商品の一つに
サンドイッチ
があると思います。
美味しいですよね!
(私は大のたまごサンド好き!)
このサンドイッチの起源というか
サンドイッチの発明まで遡ると…
私たちがよく知る
イギリスのサンドイッチ伯爵が
トランプゲームを楽しみながら
食事をするために…
という説が有名ではありますが
改めてググってみると
実際には、それはゴシップであり
パンと肉、野菜や卵などを
パンと合わせて食べるという文化
は世界各国に古くからある
との事。
しかし、実際に
現在のサンドイッチのように
パンとパンで食材を挟む
というスタイルのものが
大衆に広まり一般的になったのは
サンドイッチ伯爵のような
貴族の文化が繁栄していた
17世紀頃のヨーロッパであり
さらには、
アメリカでは20世紀に入ってから
サンドイッチが普及したとのこと。
意外にも、
サンドイッチの歴史は“浅い”
ことがわかります。
パンの起源
ところで、
いわゆる“パン”が発明されたのは
これもググってみると
概ね紀元前4000年頃に
かの古代エジプト文明で
生まれたのではないかと
言われています。
(諸説あるようですが…
小麦粉を水と混ぜて焼いた
現代のパンに近いものは…)
つまり、
今から6000年以上も昔
となります。
何を言いたいかというと…
私たち人間は
パンを発明してから
サンドイッチを発明するまで
6000年もの時間を経ている
のです。
イノベーション
6000年もの時を経て
サンドイッチが
誕生したときに
一体何が起こったのか!?
それが
イノベーション
(新機軸・革新)
なのです。
もともと身近にあった
“パン”という
リソース
(資源や資産)
と
サラダや調理された肉や卵
というリソースは
何らかの理由で
6000年もの長い期間
交わることがなかった…。
その二つの、
ごく一般的なリソースが
(ひょっとすると)
イギリスの貴族が
トランプゲームと食事を
一緒に楽しむために…
という問題解決を図ったために
偶然にも交わり
その後、世界的に大ヒットする
サンドイッチという
食文化を生み出した…
つまり、
イノベーション
を起こした!
と言えるのです。
SDGsとイノベーション
私が推進している
SDGs(持続可能な開発目標)
は、2030年までに
私たち人類が達成すべき目標です。
しかし、その目標は
もの凄く高く…
「できる!できない…」
を考えるのではなく
「その目標を達成するには
どうすればいいか…!?」
を考える
“バックキャスティング”
(創造的破壊)
という手法で
その達成を図っているのです。
そして、さらに
SDGsが普及することで
期待されているのは
17もの高い目標を達成するために
サンドイッチのように
今あるリソースを
組み合わせて
新しい価値やモノを
創造する
=イノベーション
なのです!
例えばですよ…
ある業界や企業では
ごく一般的であり、当たり前にある
リソース(モノや文化)が
まだ世間には知られておらず…
一方で、
別の業界や企業でも同じように、
当たり前だけど、世に知られていない
そんなリソースがあり
それを組み合わせることで…
そういった考え方こそが
現代のSDGsな時代に
求められる思考法
なのかと思います。
では、今日はこのへんで
また次回に!