入れ墨とダイバーシティとSDGs
もくじ
ボクサーの入れ墨問題
昨年(と言ってもつい先日の話ですが)
の大晦日に行われた
ボクシングの世界タイトルマッチ
において
選手の入れ墨
(タトゥー?以下『入れ墨』で統一)
が物議を呼んでいるようです。
私は
ボクシングの経験はありませんが
一応(元?)総合格闘家であり
「格闘技がもっと人気に
なればなぁ~」
と願う者として思うのは
JCB
(ジャパン ボクシング コミッション?)
がそれなりの処分を検討していることは
正しいことだと思います。
もちろん、
入れ墨をしていること自体は
ドーピングのように
試合の結果には影響しないだろうし
法律に反するような事では
ありませんが
やはり、現在の日本の文化では
ひと昔ほどではないにしろ
入れ墨は反社会的勢力の象徴
というようなイメージを
拭えていないので
そのような選手が
出ている試合を観て
威圧感を感じたり
不快に感じるなどの
抵抗感を覚える人も
少なからずいるのでしょうから、
そのようなことに配慮して
入れ墨を否定することは
合理的な判断であるかと思います。
入れ墨の是非
入れ墨の是非については
過去にも↓↓こちらのブログで
意見を述べさせていただきましたが
まだまだ、
答えが出そうにありませんね。
もし世論が否定派多数であれば
未成年に対して
タバコやお酒を禁じたり
麻薬やドラックを
違法としているように
法律で規制すればいいわけですが
そうならないのは
法曹界にも並々ならぬ事情が
あると考えられます。
いずれにしろ、
人の多様な価値観
を尊重していこう
という
ダイバーシティの時代において
入れ墨をしている人は
ボクシングに不向きだという
一種の差別と、
一人でも不快に思う人がいれば
何とかしようという
誰ひとり取り残さない
というSDGsの理念との
彼方立てれば此方が立たぬ
といったこの
トレードオフ
まとめ
SDGs(持続可能な開発目標)
の達成を目指す時代において
こうやって
異なる価値観との共存の道
を見つけるのも
持続可能な世界への行動
と言えるでしょう。
SDGsの達成期限である
2030年はどのような時代に
なっているでしょうか?
日本でも
入れ墨が市民権を得ている
時代になっているのか
それとも、
淘汰されているのか?
そんなことを考える
今日この頃です。
行政書士法人スマイル
行政書士 出見世(でみせ)雅之の
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