タトゥー・入れ墨に市民権があるかどうか…よりも多様性を【後編】
もくじ
タトゥー・入れ墨の市民権?
早速ですが、
今日のスマイル☻ブログは
↓↓こちらの昨日のブログのつづきを
医師じゃない人による
タトゥーを彫る行為が
違法か合法か?
有罪か無罪か?
という裁判で
最高裁が合法無罪の判決を出した裁判。
今朝も、知り合いの弁護士に
なんで、こんなくだらない争いが
裁判になんかなったんですかね!?
なんて聞くと、
弁護士も
「なんでなんすかね…?」
と苦笑いしてました。
それだけ異例の裁判
だったということですかね。
昨日のブログでも述べました通り
私は裁判の判決自体には
納得していますが
この話題の論点は別のところに
あるような気がして…
それが、
タトゥー・入れ墨の
市民権を認めるか認めないか?
ということじゃないかと
思っているんです。
私のような頭でっかち(?)は、
未だにタトゥーは
反社会的勢力の象徴だと
思っていることもあり
当然、よい印象をもっていません。
対して、裁判で無罪を勝ち取った
この方たちのこの嬉しそうな顔を見ると
無罪を勝ち取ったから
嬉しいのではなく
この判無罪決で、
タトゥー・入れ墨の
市民権を得られた!
なんて思っているから
喜んでいるんじゃないかと。
何だろうな…
このモヤモヤした気持ちは。
ダイバーシティ時代の到来
おそらく、時代は今、
どんどんと
人の個性や自由を尊重した
多様性(ダイバーシティ)の時代へと
変容しているのではないかと思います。
多様性(ダイバーシティ)に関しては
これまでもスマイル☻ブログで
何度も書いてはいますが
つまりは、
タトゥー・入れ墨は
良い?悪い?
というような正解を
求めるのではなく
良いと考える人も
悪いと考える人も
世の中には色々な考え方や
価値観を持つ人がいて
どちらかを淘汰するよりは
「共存するにはどうすればいいか?」
を考える
のが今の時代に
必要なのかと思うのです。
差別とSDGs
自分が『普通』だと
思っていることと
ちょっと違う人がいると
その人のことを
『普通じゃない』と思う…。
その『普通じゃない…』
という‟価値観”が
“差別や偏見”に繋がるかもしれません。
SDGs(持続可能な開発目標)
の17の目標の中には
目標10
※ピクトグラムをクリックすると
(一社)SDGs支援機構の説明ページに
ジャンプします。
という目標があります。
来るべき2030年までに
SDGsを達成するのなら
私たちは
『自分とは違った
“考え”や“想い”などの
“価値観”を持っている
そんな人がいるんだ。』
ということに気付き。
そのような
価値観の多様性
ダイバーシティ
を尊重するのが望ましいのでしょう。
私も、タトゥー・入れ墨を
している人の価値観を
肝要に見る目を
養う必要があるのかもしれませんね。
行政書士法人スマイル
行政書士 出見世(でみせ)雅之の
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