「万引き家族」と「パラサイト~半地下の家族~」を観て…貧困をも考える【後編】
もくじ
昨日のブログのつづき
早速ですが、
昨日のブログのつづきです。
↓↓昨日のブログ
日本映画の「万引き家族」と
韓国映画の
「パラサイト~半地下の家族~」
どちらも貧困家庭を
題材とした作品なのに
なぜパラサイトの方が
アカデミー賞を受賞するなど
世界的評価が高かったのか…?
それは、パラサイトの方が
世界からの共感性を
得られたからでしょう。
では、その共感性とは?
どっちが貧乏か…?
日本の万引き家族と
韓国の半地下家族…
どっちが貧乏?
かというと
半地下家族の方が
貧乏なのは明らかかと。
↓↓YouTubeよりパラサイトトレイラー
万引き家族は一軒家に住み
(持ち家かどうかは知らないが)
大人は働き口もあった(最初は)
対して、
半地下家族は
アパートかマンションか
分からない建物の
それこそ半地下に住んでいる。
(半地下家族のトイレは
衝撃的だったな…)
しかも全員失業中の様子。
作中で、韓国では、
警備員1人の求人に
500人もの求職者が殺到する…
なんてセリフもあったくらい。
私たち日本人からすると
万引き家族で描かれた
貧困家庭の方が
リアリティを感じるけど
おそらく世界規模で観れば
半地下家族の方に
リアリティを感じるのでは
ないでしょうか。
事実、ネット検索すると顕著ですが
韓国における貧困の問題は
相当なものだということがわかります。
つまり、
万引き家族の貧乏っぷりは
世界からすると
まだ生易しいというか
幸せに見えるのでしょうね。
そして、
半地下家族の方は
逆に共感性を得られたと。
SDGs(持続可能な開発目標)
私もその推進と普及を図っている
国連で全会一致で採択され
人類が2030年までに達成すべき
世界共通の目標である
SDGs(持続可能な開発目標)
この17の大きな目標の
1つ目が
目標1「貧困をなくそう」
です。
貧困の解決が社会課題
だとすると
多くの人が、
開発途上国の支援などを
イメージされるかもしれませんが
実際は、韓国のような先進国でも
貧困の問題はあります。
実は、我が国日本でも
今では7人に1人が
相対的貧困にささられている…
というのが現実なのです。
貧困は、
ただの貧困という問題だけで
とどまることは無く
様々な紛争を誘発したりと
より大きな社会問題へと
発展していくという
負のパワーを秘めています。
「私は貧困じゃないから…」と
他人事として考えるのではなく
まずは自分事として考える。
それが、持続可能な社会を形成し
ひいては、皆さまの
経済活動を後押ししてくれます。
それがSDGsなのです。
行政書士法人スマイル
行政書士 出見世(でみせ)雅之の
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