この数値の意味と私たち人類がなすべきこと
もくじ
この数値は何?
①イタリアのローマで
26〜35%減少
②スペインマドリードで
40%減少
③インドでは過去20年で最低
④中国41都市で
26%以上減少
⑤アメリカロサンゼルスでは
40%以上減少
↑↑これらの数値が
何をあらわしているか?
というと…
勘(かん)の良い人なら、
もうお気づきかとも思いますが
このコロナ禍において
私たち人類の活動が
少なくなったことにより
改善された
大気汚染に関する数値です。
①②は大気汚染の改善度
③は汚染物質の量
④⑤はPM2.5の量
となっています。
この数値が何を意味するか?
例えば、
大気中(空気中)の有害物質として
最もポピュラーなPM2.5。
このPM2.5が原因により
死亡している人は
世界で年間700万人にのぼる
と言われています。
PM2.5は世界的な課題
であるのにもかかわらず
まるで
『人の活動には抗(あらが)えない』
『経済の発展には逆らえない…』
と言わんばかりに
これまで見て見ぬふりを
していたような課題でした。
ところが、この
新型コロナの感染拡大によって
瞬く間に世界各地で
大気汚染の課題が
改善していったため
話題となっているのです。
SDGs(持続可能な開発目標)の
目標13『気候変動』
にも寄与できたし…
これにて一件落着!
めでたし!めでたし!
という訳には
いきません!
コロナが少し落ち着て
人の活動も元に戻ってくると
この大気汚染も
あっという間に元通りになる
と考えられています。
もちろん、これで
やっぱりダメじゃん…泣
とバッドエンディング…
というわけでもございません。
この数値が言教えてくれたこと
この数値は私たちに
変わろうと思えば変われる!
ということを教えてくれた
と言えます。
つまり、
大気汚染もこれまで
絶対できないと言われていたけど
できないこともない
ということが
また、他にも、TV電話等による
これまで無理と考えられてきた
オンラインによる
会議や打合わせ、
講義や研修などの
テレワークも
最初は違和感もあったものの
なんだかんだ言って
私たちの間で定着しつつあります。
もしかしたら、
大気汚染もテレワークも
これまで出来なかったのではなく
私たちが
やろうとしなかっただけ
私たちが
適応しようとしなかった
だけなのかもしれません。
ここで、あえて
『適応』
という言葉を使ったのは、
以前、ネットで
少しだけ話題になった
あるお話を思い出してからでした。
それがどんなお話かというと…
次回のブログにつづきます。
m(__)m