コロナで影響をうけるサプライチェーンとSDGs
バングラデッシュでは…
新聞でこのような記事を見つけました。
記事の内容を要約すると、
コロナの影響により
欧米のファストファッションメーカー
が営業休止・自粛となり供給ストップ
↓↓
欧米のファストファッションメーカーは
多くが、アジアで最も人件費(賃金)が
安いと言われるバングラディシュに
工場をもっているが…
↓↓
コロナによる供給ストップのため
工場での生産もストップ
↓↓
工場で働くバングラディシュの人々の
雇用が守られておらず補償賃金もない…
つまり、このコロナの影響で
アジアの最貧国と言われる
バングラディシュの人々の
生活がさらに脅かされているのです。
「風が吹けば桶屋が儲かる」
の逆バージョンとも言えるでしょう。
なお、バングラデッシュと
ファストファッションの関係でいうと
過去に、こちらのブログで紹介した
同じようにファストファッション工場で
働いていたバングラデシュの人々を
不幸のどん底に陥れた
「ラナプラザの悲劇」
という事故が起こった国です。
サプライチェーン
何を言いたいかというと
ここで注目して頂きたいのは
新聞記事の中にも
そのフレーズがあるように
サプライチェーン
(供給の連鎖)
です。
サプライチェーンについても
当スマイル☻ブログでは
何度もご案内してきました。
サプライチェーンのイメージ
今回のコロナによる
バングラデシュの雇用崩壊や
ラナプラザの悲劇
の原因、その理由を、
サプライチェーンで辿っていってみると
安くて、質の高い
ファストファッションを
先進国の人々が求めた結果が
その原因であるとも言えます。
このような課題はなにも
ファストファッションに限られません。
私たちが好き好んで食べる
チョコレートも
そのサプライチェーンを辿れば
アフリカの子どもたちが
学校へも行けずに強制的に
労働させられる児童労働に
繋がったり
絶滅が危惧されている
オランウータンをはじめ
自然の動植物が生息する森を
破壊し続けたりしているのです。
だからこそのSDGs
このようなサプライチェーンにおける
「風が吹けば桶屋が儲かる」
の逆バージョン
とも呼べる社会課題を、
全世界で解決していこう!
というのが、私も推進を図っている
SDGs(持続可能な開発目標)
です。
いくらコロナが根本的な原因とは言え
今回紹介いたしました
バングラディシュの人々のような方も
誰ひとり
取り残さない
それがSDGsなのです。
私たちは今
何をすべきでしょうか?