SDGsとサプライチェーンとは?

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SDGsとサプライチェーンとは?

もくじ


 

 

あなたは

 

“サプライチェーン”

 

という言葉を知っていますか?

 

 

 

 

 

この“サプライチェーン”は

 

SDGs(持続可能な開発目標)

 

非常に、かかわりが深い言葉です。

 

 

 

 

 

 

 

 

今後、世界中でSDGsにかかわる

取り組みや活動が活発化していくなかで

 

 

これまでも当スマイル☺ブログ

ご案内した

 

 

 

“ダイバーシティ(多様性)”

 

という言葉や

 

 

 

 

 

 

“エシカル”

 

 

 

と、同じように

広く使われていく言葉に

なっていくと思いますので

 

 

今回のブログでは、

このサプライチェーンについて

 

ご案内していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サプライチェーンとは?

 

私たちが住む世界では、

さまざまな経済活動が行われています

 

 

経済活動というと

少し、かた苦しい感じもしますが

 

 

簡単にいうと

たくさんの商品やサービスが

売られていて、買うことができる

 

 

ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、簡単に商品を売り買いする…

と言っても

 

 

私たちが、ある商品を買って

実際に手にとるまでには

 

 

その商品をお店で販売するだけではなく

 

 

その前にも、

 

 

調達

↓↓

製造

↓↓

物流

↓↓

販売

 

 

というような過程・連鎖(れんさ)

踏むことになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たち消費者の手に

商品やサービスが行き渡る事を

 

“供給(きょうきゅう)といい

 

 

供給を英語に訳すと

 

“サプライ”となります。

 

 

 

 

その供給(サプライ)までに

 

調達→製造→物流→販売→消費

 

という

 

“連鎖(れんさ)”した過程が

 

鎖(くさり)=チェーンのように

 

繋がるという意味で

 

 

 

 

サプライチェーン

 

 

と呼ぶのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サプライチェーンとSDGs

 

それでは、

なぜそのサプライチェーン

 

 

SDGsに取り組むうえで

大切なのでしょうか?

 

 

 

 

 

SDGsには

ゴール12

※ピクトグラムをクリックすると

 (一社)SDGs支援機構の説明ページに

 ジャンプします。

 

という目標がありますが、

 

 

この目標は、

その言葉尻だけを捉えると

 

 

 

 

海洋プラスチックごみの

問題解決のために

 

 

プラスチック製品を作る

メーカー(工場など)と

 

 

それを買って使う

消費者(私たちお客さん)は

 

 

持続可能性を考えて

行動しよう!

 

 

 

 

等と

思ってしまうかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、実際には、

プラスチック製品にも

 

 

調達、物流などの過程

つまりサプライチェーンがあり

 

 

それに関わる

メーカーや消費者の他にも

 

 

調達や物流にかかわって働く人などの

ステークホルダー(利害関係者)

たくさんいるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように

 

製造(メーカー)私たち消費者だけが

SDGsの対象者となるのではなく

 

 

調達→製造→物流→販売→消費

 

 

という、サプライチェーン全体で

 

 

目標を達成しよう!

 

というのがSDGsが求めていることです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サプライチェーンの悪い例

 

以前、当スマイル☺ブログ

ご案内いたしました

 

 

『ラナ・プラザの悲劇』という事故は

 

 

 

 

 

 

 

サプライチェーンの中の

“製造”において、

 

 

洋服などの衣料品を

より安く製造できるようにと

 

 

ゴール1

 

を、無視して

 

 

 

 

貧しい人たちを、

あまりにも危険な環境で

働かせていたために

 

起こってしまった

悲惨な事故です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、もっと簡単な例をあげると

 

 

“物流”における運送にかかる距離が

遠ければ遠い程、

 

 

車のガソリンなど、

 

地球温暖化の原因となる

温室効果ガスを排出する

化石燃料をたくさん使う

 

ことになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからの世界はどうなるか?

 

このような「非」持続可能

サプライチェーンを持つ商品は

 

 

これからの経済活動の中心となる

エシカル消費を心掛けるような

ミレニアム世代の人々は

 

買いません!!

 

 

 

 

ですから、サプライチェーンの中でも

 

 

『持続可能じゃないものは

 無くしていこう!』

 

 

という風潮に、今後なっていきます。

 

(っていうか、すでになってます!)

 

 

 

 

 

商品やサービスを

ちゃんと売りたいと思っている

有名企業や大手企業は

 

 

そのサプライチェーンの中の

ステークホルダー(利害関係者)である

 

下請けの中小企業にも

持続化可能な調達・製造・物流

などを求めるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、

SDGsに取り組まない企業は

 

 

ストレートな言い方をすれば

 

 

大手であろうが中小企業であろうが

“儲からない”

 

ということになります。

 

 

 

 

 

 

ただ、これを逆に考えるなら…

 

 

サプライチェーンの中で

SDGsを取り入れることで

 

 

企業も儲かり

消費者も喜び

持続可能な世界を実現できる

 

 

 

 

売り手よし

買い手よし

世間よし

 

 

 

という“三方よし”

実現できるわけですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

そして私はそのお手伝いを

したいと思っているのです。

 

 

 

 

 

 

 

では、また次回に。

 

 

 

 

 

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