ダイバーシティとSDGs
前回のブログでは
タレントさんの闇営業問題に触れ
現代においては
一つの小さな問題でも
いろんな論点や解決方法がある
という事を書きました。
これは、それだけ人の価値観が
多様化
してきたというあらわれでしょう。
これからの時代は
その人それぞれが持つ価値観の
多様性
を受け入れる。
そんな社会が求められています。
また社会はこの多様性のことを
ダイバーシティ
と呼ぶようになってきました。
分かりづらい流行のカタカナ言葉を
使うのはあまり好ましくありませんが、
私も今後はこの多様性のことを
ダイバーシティと呼ぶことします。
なぜなら、このダイバーシティは、あの
SDGs(持続可能な開発目標)
でも重要なキーワードとなっているからです。
SDGsは
今生きている私たちのためだけではなく
未来の世代へも素晴らしい地球や社会を
引き継いでいくものです。
そして、ご存知の通り
私たち人間は、
世代が移り変わるごとに
新しい価値観を生み出してきました。
そうやって
価値観が多様化していった訳です。
良きも悪くも、
せっかく生まれたその新しい価値観を
排除しようして生まれるのが
異なる価値観同士の
“紛争”
と
“差別”
です。
紛争や差別を生まないためには
私たち人間が、
異なった価値観をも
優しく受け入れることです。
SDGsには
このような“異なる価値観”
つまりダイバーシティを受け入れる
ゴールも掲げられています。
中でも代表的なものが
こちらの二つです。
ゴール5は
主に男女間の様々な差別や不合理を無くし
平等にしようという目標が掲げられています。
続いて
ゴール16
「平和と公正をすべての人に」
ですが、
こちらのゴールは読んで字のごとく
紛争や暴力を無くす=平和
あらゆる差別をなくす=公正
を目標をしています。
もはや説明は不要かと思います。
今でもこの地球上では
様々な紛争が起こっており
そして差別も残っているのが現状です。
今すでに起こっている国際的な紛争や
大きな社会問題となっている差別を、
私たちの個々の小さな力で
直接解決することはできないかもしれません。
しかし、そんな私たちでも
紛争や差別のない世界を
未来へ残すためにできることが
あるのではないでしょうか。
※キング牧師です。
それは、
あなたのご家族、友人、知人、
会社の上司・部下・同僚など
身近にいらっしゃる方々がそれぞれ持っている
オリジナルの価値感を
否定するのではなく、
ダイバーシティ
をお互いに受け入れ合うことです。
そのような気持ちや行動が
SDGsが掲げるゴールである
紛争や差別のない
平和で公正・平等な世界を
作り上げていくのです。
どうか私もあなたも
そのゴールに向かって
進んで行けますように。
終