出口戦略という言葉と、SDGsと平和
もくじ
出口戦略とは?
「この扉は出口専用です」
なんて表示を街で見かけることが
あります。
私の友人に、
「出口」くんという
名字の方がいたのですが
そのような表示を見る度に
「彼だったら、
ここから入れるよなぁ…」
なんてくだらないことを
考えたりします☻。
ここ最近のニュースに目をやると
コロナの新たな感染者の数が
減少傾向であることから
「出口戦略」
という文言を目にするように
なりました。
出口戦略とは?
とネットで検索すると
「損害が続く状況から
損失・被害を最小限にして
撤退する戦略」
と出てきます。
まあ調べるまでもなく
出口戦略という文言から
その意味を想像・連想して、
「そのまんま…じゃね!?」
という人もいるでしょうね。
(私がそうだったから…笑)
でも、今日のスマイル☻ブログでは
ちょっと私の反論意見というか…
愚痴を聞いて頂ければと思います(笑)
※FNNニュースより
なぜ戦略!?
あのですね…
出口戦略
ブルーオーシャン戦略
ランチェスター戦略
…etc
なぜ “戦略”
という字を使う!?
そこが気にくわない!(怒)
なんだろう…?
もちろん先に述べたように
“戦略”という文言を使うことによって
私たちに連想しやすい情報を
提供しようとしているのは
理解できるのですが…
“戦略”は、やはり
「戦争」で使う言葉ですよ。
“戦”という字は
「闘い」「争い」と
同義語ですよ。
なのに、なぜそこで
国策や企業の経済活動で
その言葉を使う…?
国策や経済活動は
戦争なんですか!?
たぶん、こんな話をすると
携帯電話もインターネットも
軍事利用を目的に開発された
と反論する方もいらっしゃるでしょう。
では、今後
このような出口戦略なんかを
戦争を知らない子どもたちに
どうやって教えるんでしょう。
私見ですが、私はそれを
決して良いことだと思いません。
SDGsと平和
私たち人類が
2030年までに達成すべき
17の目標と169のターゲットで
構成される
SDGs(持続可能な開発目標)
は、
経済・環境・社会
の3つの要素をバランスよく
適正なものにしていき
持続可能な世界を
つくっていくものです。
例えば
世界中にはびこる
貧困問題を解決するために
経済活動を盛り上げることは
SDGsの理念に沿った
すばらしいことだと思います。
ただ、SDGsには
目標16
のように、
全世界の絶対的価値観である
(と私は思っている)
平和と公正
を掲げている目標があります。
そのような、
トレードオフ(バランス)を考えると
出口戦略という言葉は
あまり相応しくないと
私は考えるのです。