マスクが足りない国じゃない!トイレがちゃんとある国に私たちは住んでいる!
もくじ
なぜ下痢疾患が多いのか?
前回のブログにおいて
世界では、
充分な医療サービスを
受けられないために
5歳以下の子供たちが
5秒にお一人の割合で
お亡くなりになられている
ということを
ご案内させて頂きました。
そして、その死因の多くが
肺炎、下痢性疾患、マラリア
とされていることも
お伝えしました。
前回のブログです⇊
その中でも
“下痢性疾患”という
我々日本人が余り耳にしない病気が
死因になっていることに
目がいってしまいます。
ちなみに、
この下痢性疾患で
お亡くなりになられている
子どもたちは
一日に約800人
にものぼると言われています。

なぜ、そのようなことが
起こってしまうのでしょうか?
安全な水を確保できないから
下痢性疾患の主な原因は
不衛生な水
と考えられます。
世界中では
40%を超える人々が
安全な水を供給する
インフラが整備
されていないため
糞便(つまりウンチやオシッコ)
に汚染されている水を
飲料水として
使用しているのです。

下痢性疾患にとどまらず
不衛生な水が原因による病気で
死亡する子どもの数は
年間180万人
全世界を見てみると
糞便で汚染された飲料水を
使用する人の数
約18億人
トイレや公衆便所など
基本的な衛生施設を
利用できない人の数
24億人以上
排水処理されずに
流されている汚染水
80%
このように、世界は
衛生的に、極めて粗悪な
社会課題を抱えているのです。
そして、さらに…
きれいな水を求めるあまり
紛争(戦争)の原因にも
なっているのです。
参照:ユニセフ
「170822 Why it Matters Goal 6 Sanitation(EJ)」

この国に生まれて…
隣の芝生は青く見える…
という心理にも似て
何かと思い通りにならない社会に
生き辛さを感じ
日本人に生まれてきたことを
憂いている人もいるでしょう。
(正直、私も…)

しかし、
医療制度も
安全な水も
これほどまでに
全国民に提供されている
日本のこの環境は
世界レベルから見ると
“当たり前”ではない
ことを意識しなければなりません。
マスクが足りない
不便な国に住んでいるのでは
ないのです。
綺麗な水もトイレもある国に
私たちは住んでいるのです!

SDGs目標6
全世界の人々が
2030年までに達成すべき目標
SDGs(持続可能な開発目標)には
すべての人々の
水と衛生の利用可能性と
持続可能な管理を確保する
というテーマのもと
目標6
※ピクトグラムをクリックすると
(一社)SDGs支援機構の紹介アニメ動画ページに
ジャンプします。
が掲げられています。
SDGsの17の目標の中において
私たち日本人には最も
実感がわかない目標かも知れませんが
私たちにもできることはあります。
具体的に取り組みたい方は
具体的にSDGsゴール6に
ついて取り組みたいと思われる方は
特定非営利活動法人
ウォーターエイドジャパン
(認定NPO法人)
さんの活動にご協力されてみては
いかがでしょうか?
ウォーターエイドジャパンさんは、
世界中にたくさんいらっしゃる
きれいな水を利用できない人たちと、
トイレが使えない生活を
送っている人たちのために
世界34ヶ国で、
清潔な水が利用できる生活を
届ける活動をしていらっしゃいます。
きれいな水を届けるだけでなく、
その国や地域に相応しい解決方法を
専門家と一緒に考え導入し、
衛生教育等も合わせて
行っていらっしゃいます。
まさにSDGsゴール6の達成に
相応しい取り組みをしている団体です。
ホームページから寄付等もできます。
動画はウォーターエイドジャパンのHPより
日本の‟当たり前”を世界に!
では、今日はこの辺で。







