東京オリパラ組織委の橋本聖子新会長に過去敗れた選手のこと【後編】
もくじ
前回のつづきブログ
早速だけど、今日(R3.2.19)のブログは
↓↓こちらの昨日のブログのつづき。
↑↑この前編ブログをアップしたときは
まだ未確定だったけど
その後まもなくして
正式に橋本聖子氏が
東京オリパラ組織委の会長になることを
承諾されたようだ。
Yahooニュースより引用
ただ、この後編ブログの主役は
橋本聖子氏ではなくて
橋本聖子氏に、自転車競技の
オリンピック日本代表選手の
最終選考会で敗れた選手
が主役。
選手の髪型
ネットで検索してみると
橋本聖子氏が初めて自転車競技で
“夏の”オリンピックを目指したのは
1988年に韓国で開催された
ソウルオリンピック
そして、その代表選考会で
敗れた選手は
鈴木 裕美子 選手
という方だそうで、
当時の日本記録保持者だったよう。
これまでほとんど
脚光を浴びてこなかった
自転車競技を第一線でけん引してきた
鈴木裕美子選手からすれば
スケート競技で既に有名であり
マスコミ等から脚光を浴びまくる
橋本聖子氏に負けることなんて
決して許されることじゃ
なかったはず。
その意気込みは
女の命とも言われることがある
「髪」にあらわれる。
なんと鈴木裕美子選手は
最終選考会のレースに
髪をバッサリ切り
丸坊主にして
挑んだのである。

写真はイメージです
当時はかなりのセンセーショナル。
どこぞのアイドルグループが
禁止の恋愛がバレたからと言って
パフォーマンスで行うものと
訳が違うと思う。
(ファンの方ごめんね。)
もちろん、それだけの覚悟が
あってこそだと思うし
実際にその覚悟は充分に
観ている側も伝わった。
(ニュースだったけどね)
なのに…
鈴木裕美子選手は
破れてしまったのだ…。
明暗を分ける
マスコミは、橋本氏の
日本人女性初となる
夏冬両オリンピック出場決定に
ワイワイと喝采を送る。
日本国民の多くの人も
それを祝ったのではないだろうか。
敗れた鈴木裕美子選手には
目もくれることなく…。
まさに
明暗を分ける
とはこのことであろう。

残酷な敗者のテーゼ
しかし、
その坊主頭の鈴木裕美子選手は
敗れた悲壮感を表に出すことなく
おそらく観客席にいると思われる
自信の関係者や応援してくれた人に
ニコニコと晴れやかな笑顔で
お辞儀をし手を振ったりのである。
当時中学1年生だった私は
その鈴木裕美子選手のみせる
気丈な態度が
逆に痛々しく思えてならなかった。
以前にも↓↓こちらのブログで
書いたが
スポーツ競技。とりわけ
オリンピックの代表選考ともなると
こういった選手の事を想うと
残酷だなぁ…
とつくづく考えてしまう。
どれだけ頑張ったとしても
努力したとしても
人生をかけたとしても
誰も悪くないやむを得ない
この現実と結果。
本当になんとか…
なんとかしてやれないものか。

誰ひとり取り残さない
皆さんは
なんかあの人ばかり得している…
世の中不公平だ…
とか
自分は幸せだけど、
世の中には不幸せな人も多い…
というような社会の不条理に
疑問を感じることとかってない?
この私も
「自分が勝てば相手が負ける」
というシステムが嫌になり
プロ格闘家という過去も捨てた。
そんな私が出会い、
衝撃を受けたのが、
国連が掲げた全世界の共通目標である
SDGs(持続可能な開発目標)

誰ひとり
取り残さない!
というSDGsの理念は、
これまで疑問に感じていた
社会の不条理と相反する
私の理想の価値観そのもの。
そして私は今、
SDGsビジネスコンサルタント
として企業を中心に
SDGsの普及・推進
そしてその達成を図っている。

SDGs経営に取り入れることによって、
企業は
「誰ひとり取り残さない」
とよく似た理念である
“三方よし”の経営を
実現することになるのだ。
これからも、
私の持つエンターテインメント性と
このパフォーマンスを持って、
世間の皆さんに楽しみながら
SDGsを知って
そして実行に移して貰いたい。
そして実現するのが
誰かが勝った負けた…
得した損した
ではなく
“誰ひとり取り残さず”
全ての人が幸せになる世界
なのだ。
行政書士法人スマイル
行政書士 出見世(でみせ)雅之の
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