ジェンダー平等・男女平等の、世界と日本の温度差とSDGs
もくじ
一昨日(2019年11月25日)は
「女性に対する暴力撤廃の国際デー」
だったとのこと。
その日に合わせたのだと思うのですが、
昨日の地元ローカル新聞に
このような見出しの記事があり
私の興味が惹かれましたので
紹介させて頂きます。


WEBニュースは
このニュースの趣旨は
おそらく説明するまでもなく
記事の見出しにある
「性差別企業は市場で負ける」
という文言そのままですが
石川県内で行われた
後援会に登壇された
社会学者の上野千鶴子さんが
女性の社会進出が乏しい
現代日本社会において
特に、
男女格差や
性別差別の強い企業(会社)は
ビジネス競争に負ける!
つまり「儲からない!」
という旨の
講演をなされたとの
記事でした。
ジェンダー平等とSDGs
もう、読者の方も
おわかりかと思いますが
「女性に対する暴力撤廃の国際デー」
も
「性差別企業は市場で負ける」
という女性の講演も
こちらの
SDGs(持続可能な開発目標)
ゴール5
に深く関係しますね。
関係するというか「そのまま」。
※ピクトグラムをクリックすると
(一社)SDGs支援機構の説明ページに
ジャンプします。
早速ですが、
SDGsゴール5
「ジェンダー平等を実現しよう」
とは、どういうことか?
こちら⇊の(一社)SDGs支援機構が
提供する紹介アニメで
確認してみましょう。
世界と日本の性差別の温度差
さて、一口に
ジェンダー平等、
男女平等、
性差別の排除
などと言っても
前述したように
「女性に対する暴力」
と
「女性の社会進出」
という別の切り口があることに
一種の違和感を覚える方も
いるのではないでしょうか?
私も「あれ?そういえば…」
と思いました。


同志が発信したこと
この違和感について
SDGs推進の同志の方が
SNSにて以下のような
記事を発信されており
私も大変共感したので
以下でシェアさせて頂きます。
【どこからみるか?】
ジェンダー平等に関する発信を
国内外で見て、
課題そのものが違うことに
気づかされています。
世界規模では性的暴行や
命に関わるレベルでの課題解決が
最もインパクトを持って
伝えられています。
一方日本では、社会進出が
最もインパクトがあり、
イメージが湧くでしょうか?
で、ここで大事なのは
日本も世界視点で!
とかの優劣視点ではなく
個人でも、企業でも
大人でも、子どもでも
それぞれの置かれている環境で
それぞれが出来る方法で
誰かに評価されるとか
これってSDGs?とか
そんな視点じゃなく
目の前にある課題解決の為に
自分自身が出来る
アクションを起こす。
ただそれだけのことなのかな。と。
SDGsに
正解を求めるお問合せが
すごく多いので
ふと、そんなお問合せを読みながら
思った次第です。
以上が、同志の発信でした。
私も「ハッ!」と
気付かされた次第です。
( ゚д゚)ハッ!
もう一度SDGsを考える
確かにSDGsのコンサルティングを
していると、
このようなお悩みを
よく聞くことがあります。
「SDGsは大切だと思うが
何から始めればいいか
わからない…」
「SDGsの目標が高すぎて
達成できる気がしない…」
私も、同じような
悩みを抱えたことがあります。

しかし、
この度、同志が発信したように
誰かに評価されるとか
これってSDGs?とか
そんな視点じゃなく
目の前にある課題解決の為に
自分自身が出来る
アクションを起こす。
ということが
まずは優先順位の第一位に
くるのかもしれません。
つまり、
SDGsに正解は求めない
という事です。
そのような視点を持って
これからもSDGsの推進に
力を注いでいきたいと思います。

では、また次回に。





