春。 桜。 で思うこと。
コロナショックにより
例年とは、また違った感じで
迎えた今年の春。
いくら暗いニュースは続いても
地球は回る。
季節は移りかわる。
私の中では、
春と言えば桜
私の住む石川県では
この数日の間が
もっとも見頃の時期になるかと…
昨日は、家族を
(自分の中では)毎年恒例の
花見ドライブに誘ったが
「家でテレビを観たい
ゴロゴロしたい」
という妻と子どもにフラれたので
結局一人で
花見ドライブへ。
(花見より、家でテレビを優先した
妻には、本気で呆れた…
“○○”という字も頭によぎった…☻）
一年で桜の花が見られるのは
本当に僅かな期間だけ。
冬が終わり、
青空の下で観る
淡いピンクの花たちと
満開の花を咲かせた
桜の木々が織りなす並木道は
その好きな理由を問うこと自体
本当に意味のないことだと思う。
…とか、ガラにも無く
格好つけたことを述べているけど
私が、こんなに
「春は桜を観ないことには…」
と思うようになったのは
30歳代も中盤を過ぎてから。
実は、まだ10年も経っていない。
先にも述べたように
春の桜を観る時間を
嫌いな人はいないはず。
では、なぜ私が
これほどまでに桜を観る時間を
大切にするようになったのが
そんなに遅かったのか…？
もちろん、若く未熟なゆえに
自然よりも、より新しく作られた
人工物や文化に対する憧れも
あったのは確か。
しかし、本当の理由は
“四季”という
季節が移り変わる
その“時間感覚”を
忘れてしまった
のが一番の原因。
季節を感じる余裕がなかった…
余裕がなくなるほど
何かに集中していたのでしょう。
それは、良い意味でも
悪い意味でも…。
四季がある日本では
春は、桜が春らしい
夏は、山海が夏らしい
秋は、紅葉が
冬は、雪が…
それぞれの風物詩を
感じながら過ごすという
素晴らしい文化
すなわち
情緒
があると思われ
そのような四季の過ごし方、
情緒を忘れるとは
なんとも勿体ないというか
悲しいことか…？
それでは、なぜこんな私が
そのような情緒を
忘れてしまっていたのであろうか？
それは…
続かせて頂きます。m(__)m
さて、今日も
桜観に行こ。
