菅新総理の所信表明演説にあらわされた持続可能性
もくじ
菅総理の所信表明
菅新政権が発足し
初めての臨時国会が
召集されましたね。
恒例(?)とも呼べる
新内閣総理大臣による
所信表明が述べられ
本日の新聞では
約一面を使用して
その所信表明全文が
掲載されています。
その所信表明には
(私にとって)とても興味深い
部分がありましたので
流石に全文は難しいですが
ポイントを絞って紹介します。
グリーン社会の実現
私にとって印象に残ったのは
↑↑の新聞の赤枠で囲った部分で
小見出しに
「石炭火力の政策を転換」
と題され、
グリーン社会の実現
とタイトル付けされた部分です。
グリーン社会とは、
誰もが想像できるように
気候変動・地球温暖化をはじめ
環境問題を解決した社会
のことかと思います。
菅総理はこう述べられました。
わが国は、2050年までに、
温室効果ガスの排出を
全体としてゼロにする、
すなわち2050年
カーボンニュートラル、
脱炭素社会の実現を目指すことを
ここに宣言いたします!
これは、言い方を変えれば、
2050年には日本で
石炭、石油などの化石燃料を
使わない社会にする
と言っているとも取れるので…
ガソリン車も走ってない社会が
私が75歳の頃には
実現すると考えると
なんかワクワクしますね!
しかし、注目すべきは
それだけではありません。
SDGs(持続可能な開発目標)
菅総理は、この後に
こうも述べます。
もはや、(地球)温暖化への対応は
経済成長の制約ではありません。
積極的に温暖化対策を行うことが
産業構造や経済社会の変革
をもたらし、大きな成長に
つながるという発想の転換が
必要です。
これ!言っていることが、まさに
SDGs(持続可能な開発目標)です。
これまで、
温室効果ガスを排出する
化石燃料の使用を
削減及び排除しようとする動きは
経済成長の弊害になると
考えられていました。
ところが、いくら私たちの生活を
便利で豊かなものにしてくれて
経済成長も促す化石燃料も
このまま使用し続けると
結局は世界は破滅に
向かっていってしまう…
つまり化石燃料の使用は
持続可能性がない
と気付いた。
という事ですね!
そして、そのために必要なのが
革新的なイノベーション
であり、そのうえで
経済と環境の好循環を作り出す
と菅総理も述べられてました。
SDGsという言葉は
直接は述べられていませんが
私たちが住むこの世界も
政治の世界も
目指すのは
持続可能な社会
というのは明らか。
もちろん、課題は
気候変動・地球温暖化だけでは
ありませんが
これから我々が歩んでいく未来に
期待せずにはいられません。
行政書士法人スマイル
行政書士 出見世(でみせ)雅之の
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