山派か?海派か? SDGs目標15~陸と森林の豊かさを考える~
もくじ
山派?海派?
いきなりですが、あなたは
山派ですか?
海派ですか?
新型コロナで外出自粛中に
こんな話をするのもなんですが…
私は断然“山派”です!
SDGsと環境問題
SDGs(持続可能な開発目標)
の17の目標の中には
いわゆる
“環境”を司る目標として
以下の目標があります。
目標13
目標14
目標15
※ピクトグラムをクリックすると
(一社)SDGs支援機構の説明アニメ動画に
ジャンプします。
その中でも
目標14の
「海の豊かさに守ろう」
については、昨今、
海洋プラスチックごみ
についての問題が
メディアで大きく報じられたり
しているので
その重要度を、
理解している方も
多いかと思いますが
一方で「陸」にも
目を向けるべきでは
ないでしょうか。
今日のブログでは、
SDGs目標15
について、
ご案内したいと思います。
SDGs目標15の必要性
地球の陸地面積の
30%にあたる
40億ヘクタールが
森林(以下「森」とします)
でおおわれています。
森は、
世界の多くの人々にとって
木 材
食 料
燃 料
飼 料
などを提供している
かけがいのないものです。
その森が、毎年
1,300万ヘクタール
(東京都の面積の約60個分)
も、失われているのです!
(参照:国連広報センター「持続可能な森林管理」
http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/forestry/)
もちろん、それは
私たち人間の開発によってです。
森が亡くなるとどうなるか?
世界の人類が
73億人だとすると
そのうち16億人が、
木材、食料、燃料、飼料
といった、
森にまつわる事業で
生計を立てています。
人類の開発によって
人類が不利益を被(こうむ)る
のであれば、
自業自得とも言えますが…
やはり、
森が失われることによって
最も懸念(心配)されるのが
生物多様性への影響です。
地球上には、
現在確認されているだけでも
約175万種の動植物の生息が
確認されているということですが
これは、あくまでも
既に確認(発見)されている生物の話で
まだ発見されていない種類の
動植物も合わせると
約3,000万種もの動植物
がいるとも言われています。
そして、毎年、
東京都60個分の森が
失われていくように
地球上では、毎年
4万種もの動植物が
絶滅している
と言われています。
つまり、一日4種類以上の
動植物が絶滅しているのです。
(参照:環境省https://www.env.go.jp/nature/yasei/ex-situ/step0.html)
ホッキョクグマが絶滅の危機…
オラウータンが絶滅の危機…
トラやゾウが絶滅の危機…
と、よく耳にはしますが…
実は、それは
ほんの一例に過ぎない
という事です。
次世代に持続可能な世界を…
生物多様性の破壊
もちろん原因は
大気汚染や、
森林伐採による
生物の住処の消失、
地球温暖化等による
生態系の破壊等
です。
今のこの環境を
今のこの地球を
私たちの子供や孫
そのまた次の世代に
残すことについて
あなたは何を考え
どう思いますか??
では、今日はこれにて。