阪神淡路大震災から25年目の今日に思うこと
もくじ
本日1月17日は
今から25年前の1995年に
阪神・淡路大震災が
起こった日です。
この震災によって
6,000人を超える人が
お亡くなりになられたとのこと
改めて、
遺憾にたえない出来事だったと
思い返されるのです。
四半世紀
実際の震災の日。
当時、私は大学一年生。
まだ、19歳で未成年。
神奈川県川崎市にある
大学の体育寮で
レスリング部の部員と
共同生活中でした。
朝起きてTVを付けると
深夜未明に発生した震災の報道で
持ち切り…
神戸出身の同期生がいたのですが
その同期生はTVを観て
それいこそ『驚愕』という表現に
相応しい様子だったのを
今でも鮮明に覚えています。
あれから、もう四半世紀。
今、TVに出てるような
当時の私と同世代の
タレントさんなんかは
阪神淡路大震災のときは
まだ生まれていなかったんだな…
なんて考えると
本当に、時の流れの速さに
悲哀さえ感じられます。
自然災害は、
私たち人間の、今の力では
その発生を防ぎようもない
ことかもしれません。
そのような不安を
少しでも解消することが
私たち人間には
必要なのではないでしょうか。
SDGs目標9
私たち世界中の人が
2030年までに達成すべき目標である
SDGs(持続可能な開発目標)
には、
目標9
というゴールがあります。
※ピクトグラムをクリックすると
(一社)SDGs支援機構の説明ページに
ジャンプします。
さらにSDGsの
具体的な行動指針を示す
169のターゲットの
目標9
「産業と技術革新の基盤をつくろう」
に該当するターゲットに
目を通すと…
このように
『強靭(レジリエント)
なインフラ』
という文言が目がとまります。
インフラとは
道路、鉄道、上下水道、電気、電話網、通信網
などの、私たちの生活に必要な基盤のことを
いいますが
強靭(レジリエンス)とは
壊れない強さをという意味ではなく
速やかに
元の状態に回復する
能力・性質
という意味を持ちます。
つまり、
『強靭(レジリエント)なインフラ』
とは、
自然災害等にあっても、
いち早く元の状態に回復できる
インフラのこと
を指し、
SDGs目標9では、
その実現を視野に入れているのですね。
求められるイノベーション
強靭(レジリエンス)なインフラを
実現するにあたり
例えば、私たち一個人だけの
力では、あまりにも小さくて
その実現は難しいのかもしれません
ただ、強靭(レジリエンス)なインフラは
大企業や行政レベルでも実現が難しい
目標です。
そのために求められてるのは、
そのような大小をいとわない力を
結集させることによって
革新的なアイデアや技術を
生み出すこと
それが
イノベーションです!
SDGs目標9は
そのイノベーションを
促すゴールでもあるのですね。
阪神淡路大震災から
25年目の今日
この日をきっかけに
SDGsがより皆さまの
身近に感じられるようなもの
になるといいな。
と思っています。
では、また次回に。