なぜSDGsに民間企業の力が必要なのか?~持論だよ~
SDGs(持続可能な開発目標)は
これまで
途上国(とじょうこく)
と呼ばれる
どちらかというと貧しい国の
社会課題の解決、発展・支援に
力を置いていた活動の中心を
途上国だけではなく
先進国(せんしんこく)
と呼ばれる
日本やアメリカや
ヨーロッパの国々など
世界中の国々を対象に
拡大されたものです。
さらに、その活動の
主体(やる人)も
これまでの、国や、日本なら
都道府県・市長村などの自治体、
そして公共・公益的機関などから
民間の企業(会社)や
私たち個人個人までに
広げられたのが
大きな特徴と言えます。
特に、これまで当スマイル☺ブログでも
何度もご案内しているとおりですが
SDGs達成に向けて
世界中の民間企業に求められる
期待は計り知れないものがあります。
さらに、日本の民間企業の
99%以上をしめる中小零細企業にも
多くの期待がよせられていることは
確かでしょう。
なぜ民間企業なのか?
では、なぜそんなに
民間企業への期待が
大きいのでしょうか?
その疑問に対しては
私、出見世(でみせ)なりの
持論があります。
今回のブログでは
その持論を軽―く紹介します☺
メジャーとマイナー
あなたは、
人気のあるメジャースポーツと
あまりTVや新聞で紹介されない
マイナスポーツ
との“差”は、
どこにあると思いますか?
例えば…日本では、
野球・サッカーに比べると
それ以外のスポーツは
そこまでの人気はないような
気がします…。
そのスポーツを
どれぐらいの人がやっているかという
“競技人口”
も、雲泥(うんでい)の差があるでしょう。
私がやっていたレスリングだって
オリンピックではメダルを何個も
獲得して盛り上がったりはしますが
オリンピック以外の時期は
全くと言っていいほど…
競技人口も、もしかすると
野球やサッカーの100分の1も
ないのでは…
それに、
日本で野球が人気あるなら
オリンピックで金メダルを
とったこともあるソフトボールも
もっと盛り上がってもいいはずですし
サッカーは
日本女子がワールドカップで優勝しても
人気はこの程度でしかないのに
男子サッカーは
一年を通して、ゴールデンタイムで
放送されるほどの人気です。
この差は何なのでしょうか?
答えは?
それは、
『‟プロ”があるかないか』
では、ないでしょうか!?
野球・サッカーは
日本には立派なプロリーグがあります。
プロチームを運営するのは
国や自治体などの行政機関ではなく
その多くが民間の企業です!
(広島カープは今は忘れて…)
つまり…
その競技スポーツの
競技力を向上させたり、
競技人口を増やしたりして
人気を高めることで、さらに、
その競技を盛り上げるには
民間の企業の力が必要
なのです。
民間企業の力とは
資金力やプロモーション力
などが、あげられるでしょう。
あとは、民間企業の持つ
『チームを存続するには
チームの運営が商売として
成り立たなくてはならない…』
↓↓
『そのためには、世間の人々が
どのようなものを求めているか
ニーズを探り、
人気の出る手法でプロモーション
しなければならない。』
という
『向上心』と『責任感』
が、その競技をさらなる
人気メジャー競技へと
成長させるのです。
これが、日本の市町村などの
資金力やプロモーション力にとぼしく
向上心も責任感にも欠ける
一自治体や、一行政機関に
できますか?って話です。
(あればできるけど)
前外務大臣も…
こちらも以前のブログで
紹介いたしましたが
国のSDGs担当省庁である
外務省の前大臣(現防衛大臣)の
河野 太郎 氏が
過去にこのような発言をしたのも
頷(うなづ)けます。
出展:外務省ホームぺージより
中小企業に
社会貢献としてではなく
本業として
SDGs(持続可能な開発目標)
に取り組んで頂きたい
という風に思っています。
SDGsは
「誰一人取り残さない」
という目標を掲げていますが、
政府や自治体だけが
取り組む方法では
実現は不可能でしょう…。
民間企業・NGO・個人・
一人一人の力が必要なのです。
だからこそ日本の中小企業に
積極的に関与して欲しいのです!
このように考えて頂くと
なぜ、
社会課題を解決するためのSDGsに
民間企業の力が求められているかを
少しはおわかり頂けたかと思います。
そして、それを民間企業の
「義務」としてとらえるのではなく
『チャンス』として
とらえるのが望ましいでしょう!
SDGsを自社の経営に取り入れたい
という民間企業の事業者さまは
是非お気軽に
ご相談頂ければと思います。
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