企業の生産性と創造性を高めるSDGs
もくじ
今回のブログは
これまでのあらすじ(笑)
令和元年10月9日に
SDGsの推進に関する
仕事を終えて
私の耳に飛び込んできたのは
リチウムイオン電池を開発した
吉野 彰さんが
ノーベル化学賞受賞という
大変嬉しいニュース!
その吉野さんの胸には
SDGsのピンバッチが。
それを見た私が思ったのは…?
企業が優先すべきこと
SDGsは世界中の人が
誰一人
取り残されることなく
幸せになるため
の行動指針であり目標です。
そして、これからの時代の
企業(会社)では
“自分だけ”が得られる
経済的利益を求めるのではなく
経済・環境・社会
に配慮した経営が求められています。
企業が
環境・社会に配慮することによって
経済的利益
つまり企業の「生産性」が
減少するのではないかということが
懸念(心配)されます。
例をあげるなら
これまで企業の経済的利益を
優先するあまり
そこで働く人々や、
企業にかかわる人々に
多少なりとも
無理をお願いしていた企業が
その多少の無理をなくしてしまうと
これまでより
生産性がダウン
してしまうのでは…
という懸念です。
ですが、今はこの考え方が
間違っている
とされています。
今一度考えて欲しい
企業が、自分だけの
経済的利益ばかりを追い求めるあまり
多少なりとも無理を強(し)いられ
それに従わざるを得ない
社員をはじめとした関係者は
果たして
幸せなのでしょうか!?
仮に、企業の経済的利益を
金銭(お金のこと)にして
無理を強いている人に
還元した(分け与えた)としても
果たして本当に
幸せになるのでしょうか!?
その点を、今一度、特に日本の
企業は考えるべきだと思います。
生産性〇倍!創造性〇倍!
幸福学という分野の学問が
世の中にはあるそうです
その幸福学に関して
権威ある機関が
幸せな社員は
不幸な社員より
生産性が1.3倍
創造性にいたっては
なんと3倍
も高い!!
という、研究結果を
発表しているのです。
ある企業のお偉いさんが
いかにも昨日今日覚えたような言葉で
アイディアを出せ!
他社にはない強みを!
より新しいものを!
イノベーションを!
と、いったように
創造性を必要とする仕事を
まるで社員のお尻を叩くように
命令や指示を出してたところで
社員が幸せを感じていない
企業・職場であれば
それは逆効果!!
社員に創造性を求めるには
社員に幸せになって貰うこと
が、まず第一に必要なのです。
ましてや、職場のストレスによって
社員の精神を蝕(むしば)むようなこと
(病気になること)など
あって、いいはずがありません。
SDGsゴール8
働きがいも経済成長も
話を吉野さんに話題に戻しますが
リチウムイオン電池を開発するまでには
私たちの想像を絶する“創造性”が
必要だったはずです…
(※ダジャレではない)
吉野さんは、そのお話の中で
「辛いこともあった…」
というニュアンス(意味)の発言も
されていらっしゃいましたが
きっと開発研究中は
幸せだったのでしょう。
いや、
幸せであったに
違いありません。
SDGs(持続可能な開発目標)
の17のゴールの中には
ゴール8
という目標があります。
※ピクトグラムをクリックすると
(一社)SDGs支援機構の説明ページに
ジャンプします。
私は
企業が経済的利益を求めてはいけない
と言っているわけではありません。
法律上は企業のことを
営利社団法人
と称(しょう)するほどですから
むしろ営利を求めるのが
本来の目的であるべきです。
ですが、
未来の地球と子どもたちのために
持続可能な社会を残すためには
もっと考えるべきことが
あるということです。
そのヒントを
SDGsが教えてくれるのでは
ないでしょうか?
吉野さんの笑顔を見て
私は改めてそう思ったのです。
ぜひ取り組んでみて下さい。
終
また次回に。