SDGsと東京オリンピック・パラリンピック
もくじ
8月30日(金)に
金沢市内であった講演会を
聞きにいってきました。
お話をされる方は
東京オリンピック・パラリンピック
競技大会組織委員会の事務総長である
武藤 敏郎 さん
『東京2020オリンピック・パラリンピック
競技大会と日本の未来』
というお題でお話され
その肩書とお題のとおり
来年2020年に行われる
東京オリンピック・パラリンピックの
成功に向けて、
今でも頑張ってお仕事をされている
武藤さんから
東京オリンピック・パラリンピックについて
より具体的な概要やスケージュール・会場などを
エピソードを交えてお話下さいました。
あの東京オリンピック・パラリンピックの
開催まで、
『もう1年もないだなぁ…』
と改めて実感し、
自分が出る訳でもないのに
なんだかワクワク・ドキドキしてきました。
講演も終わりに近づいたころ
武藤さんはこのようなお話をされました
『東京オリンピック・パラリンピック
のもつ持続可能性について』
です。
もうお分かりでしょう。
東京2020オリンピック・パラリンピックは
SDGs(持続可能な開発目標)
と、とても関連が深いものとなるのです!
×
東京オリンピック・パラリンピック
競技大会組織委員会は
世界のSDGsの発信もととなっている
国際連合(国連)と
SDGsの推進協力に関する
基本合意書を結びました。
つまり、
東京オリンピック・パラリンピックは
SDGsを推進する大会であることを
約束したのです。
具体的な取組をあげると…
オリンピックと言えば
金・銀・銅のメダル
が有名です。
東京オリンピック・パラリンピックでは
約5,000個のメダルが必要になります。
そのメダルを、
使用済みの携帯電話や
スマホ・家電製品などを集めて
そこから少しづつ取れる
“リサイクル金属”から作る
というプロジェクトを実施しました。
これはオリンピック・パラリンピック史上
初の試みだそうです。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
※メダルの画像は
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
のホームページより引用
他には
“表彰台”
これまで木材を使用して作られてきた
表彰台が
東京オリンピック・パラリンピックでは、
リサイクル可能なプラスチックを再利用して
作られます。
プラスチックによる環境汚染は
あなたもよくご存じですよね。
※表彰者の画像は
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
のホームページより引用
それ以外にも…
聖火リレーのトーチ
は
東日本大震災の被災地の仮設住宅で使われた
アルミニウムの材料を再利用。
※聖火の画像は
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
のホームページより引用
と
オリンピック・パラリンピックの
代名詞とも呼ばれる
メダル
表彰台
聖火トーチ
は、全てSDGsの考え方を取り入れて
作られるのです。
SDGsのゴールで言えば
ゴール12
ゴール13
ゴール14
などに当てはまりますね!
※各ピクトサインをクリックすると
(一社)SDGs支援機構が提供する
SDGsアニメのページにジャンプします。
その他のSDGsへの取り組みはコチラ
オリンピック・パラリンピックが近づき
そして
オリンピック・パラリンピックが終わると
さらに日本だけではなく世界中で
SDGsが盛んになってくるでしょう。
私がやらなくても…
うちの会社がやらなくても…
きっと誰かが・どこかで
かわりにやってくれるだろう…
と思うってしまうと
あなたは世界の流れに
取り残されてしまいます。
どうか、あなたも
今からできるSDGsを
実行してみてはいかがでしょうか?
では、また次回に。