エシカル消費とSDGs
最近よく
「エシカル消費」
という言葉を耳にするようになりました。
本ブログをお読みいただいているあなたも
一度は聞いたことがある言葉かと思います。
実は「エシカル消費」は
SDGs(持続可能な開発目標)
と、
とてもつながりが強いものなのです。
そこで今回のブログでは
「エシカル消費」
について少しご案内したいと思います。
エシカルは英語で
ethical
と書きます。
辞書でしらべると
その主な意味は
倫理的な…
道徳上の正しい…
と訳されています。
つまり
エシカル消費とは
法令・法律ではルールとされていないけれど…
消費者である
私や、あなた、一人ひとりが
買い物をするとき(消費をするとき)は
ご自身の持つ
倫理観・道徳観・良識などにしたがって
相応しいものを選ぶことで
世界中で起こっている
環境問題・社会問題・経済問題
の解決に貢献しましょう!
ということを
教えてくれるものと言えます。
このエシカル消費の考え方を
SDGsに照らし合わせると
ゴール12
に当てはまるでしょう。
※ピクトグラムをクリックすると
(一社)SDGs支援機構の説明ページに
ジャンプします。
ピクトグラムには
「つくる責任、つかう責任」
とありますが
エシカル消費は
「つかう責任」
と言えます。
この
エシカル消費=つかう責任
には
①物などが
作られてから販売されるまでの
プロセス(過程)だけではなく
買い物してから、
それを使用し、
捨てられるまでを
一つのプロセスとして
そのプロセスが
地球環境や社会・経済に
与える影響を意識し、
目を向ける
②マイナスの影響を
もたらすものではなく
プラスの影響を
強くもたらすような
物やサービスを選んで
買い物をする
③買ったものは
しっかり使い切るなど
「もったいない」と
思うようなことなく
無駄なく消費し
正しい方法で
捨てたり処分したりする
というような意味が
あると言えるでしょう。
これまでも
何度もご案内してきましたとおり、
より具体的に言えば
アイスコーヒーを飲むなら
海洋汚染の原因となっている
プラスチック製のストローを
使用してないお店で買う
チョコレートを買うなら
生産過程で児童労働を使用していない
原材料のものを選んで買う
車や家を買うなら
なるべくクリーンエネルギーを
使用した物を買う
石鹸や洗剤を買うなら
環境にやさしいものを…
人が行うサービスの提供をうけるなら
労働者の働き方改革や、
女性の職場進出に寛容な
企業のサービスを選ぶ
食材を買うなら
地元地域の経済に貢献できるよう
地産地消を心掛ける
など、
あなたが今すぐに
できることもたくさんあります。
時代は
「安かろう悪かろう」
ではなく
このようなエシカル消費や
SDGsのゴール12を
求めているのですね!
そして、
既にお気づきの方も
多くいらっしゃるかと思いますが
エシカル消費を意識し実践したり
SDGsゴール12を推進することで
ほかのSDGs17のゴールの中でも
ゴール8
児童労働や強制労働をなくし
障がいなどのハンディキャップをお持ちの方や
LGBTの方々などに
「働きがい」を与えてあげたり
ゴール13 ゴール14
にも繋がり
さらには…
ゴール1
を手助けする可能性もあるのです!
あなたが、
日常の生活において
何気なくする買い物を
このように、
ほんの少しだけでも
意識や行動を変えるだけで
SDGsの達成や
その先にある
持続可能な世界の実現
に貢献できるかもしれません!
ぜひ、本日から
エシカル消費
してみませんか!?
では、また次回に。