ジュゴンの赤ちゃんの悲劇とSDGs
もくじ
先日の新聞記事から
またしても衝撃的な記事を目にしたので
紹介させていただきます。
タイで絶滅危惧種に指定されている
ジュゴンの赤ちゃんが死んだとの事
原因は
“プラスチックごみ”
を、あやまって食べてしまった事…。
もう
説明は不要かと思います。
ジュゴンの赤ちゃんが死んだことを
悲しいこととか感じ
「どうにかならないものか…?」
という風に思われた方。
もちろん、そうでない方にも
ぜひ
SDGs(持続可能な開発目標)
を知って頂ければと思います。
では、
私たちができる取り組みを
SDGsの17のゴールに照らして
少し考えてみましょう。
※以下の各ピクトサインをクリックすると
(一社)SDGs支援機構の各ゴールの説明ページに
ジャンプします。
まず
なんとなくでも構わないので
「とにかく海を
きれいにしよう!」
という考え方は
ゴール14
がまさしくピッタリです。
※実際にゴール14の具体的な
ターゲット(169のターゲットのうち10個)
の一つには
“プラスチックごみ”の削減が
ちゃんと書かれています。
「ごみとなりそうな
プラスチック製品を
あまり作らないでおこう
売らないようにしよう!」
「使わないでおこう
買わないようにしよう!」
という取り組みは
ゴール12
となります。
さらには、
「ゴミを出さない
街づくりをしよう!」
という取り組みは
ゴール11
に繋がります。
「多くの人々に
環境を守ることの大切さ
を知ってもらうためには
より多くの人や子どもたちが
学校に行って教育を受けれる
ようにしよう!
そのためには
貧しいから学校にいけない
という人も減らさなければ!」
という考えは
ゴール4
ゴール1
がふさわしいでしょう。
そして、
「このような
難しい問題の解決には
1人の力だけでなく
多くの人たちの協力が必要。
もちろん人だけではなく
国や自治体などの行政や
多くの団体や企業と
力を合わせて
取り組んでいかなければ
ならない!」
というのであれば
ゴール17
が、その目標達成までの
道を照らしてくれるのでは
ないでしょうか。
それだけではありません。
これらの取り組みの
過程や結果が
間接的に
などに貢献することも
充分に考えられます。
プラスチックごみについての話にもどすと
みなさんがよく知る
大手カフェチェーンのS社は
いかにコスト(お金が)がかかり
お店の儲けが少なくなっても
2020年までに
プラスチック製のストローを
一切使わないようにすることを
宣言していますし。
ITと言えばA社と呼ばれるグループも
いっしょに物を作る他の会社さん(下請け)は
環境にやさしいクリーンエネルギーを使用する
会社じゃないとダメと言っています。
今、SDGsによって
世界全体が変わろうとしています。
ただ、
まだまだその取り組みも
取り組む人々も
SDGsが掲げた
2030年の目標達成には
足りていない
と言われています。
もし今回の新聞記事のような
ジュゴンの赤ちゃんの悲劇を
繰り返したくないと
思われた方は
ぜひ少しでもSDGsに
目を向けてみてはいかがでしょうか?
私はもうそのような悲劇を
目にしたくありません。
では、また次回に。