緊急事態宣言の期限延長…このアプローチは何キャスティング?
もくじ
緊急事態宣言が延長…😢
このコロナ禍における
2回目の緊急事態宣言…
全国11都市…
外出自粛は20時以降…と
1回目の緊急事態宣言の
全国・ステイホームより
限定的ではあるものの
ここへきて、期限を
3月7日まで延長…とのこと。
yahooニュースより引用
写真の菅首相はじめ
政府のお偉いさんが
これで効果があると
おっしゃっているんですから
コロナが最大の敵
とするなら
それも仕方がないとは言え。
直接影響を受けている
飲食業界さんをはじめ
この新たな期限の延長に
ガッカリしている人も
多いのでしょう…。
でも、もしかしたら
仕事が早く終わって
家に早く帰れる!
と喜ぶ人もいるのでしょうかね?
とにかく、社会的・経済的には
「夏休みが延長になった!」
というような誰もが
手を挙げて喜ぶ
ビッグサプライズ
じゃなくて暗いニュース
であることは確か。
コロナ感染者の数と共に
この緊急事態宣言の
対象地域や時間、期限が
拡大されないことを
願うばかりです。
SDGsの期限
期限と言えば
国連にて全会一致で採択され
私たち人類が達成すべき
全世界の共通目標である
SDGs(持続可能な開発目標)
このSDGsの達成期限は
2030年
と設定されています。
持続可能な世界を作る…
と言っているのに
期限を設けるのって
矛盾してない?
と疑問に感じる人もいるかも知れません。
確かにそうです。
SDGsが目指す世界は
2030年に達成したところで
その後どうなってもいい
という訳でありません。
未来永劫続けていくべきものです。
それなのに、なぜSDGsには
2030年という期限
が設定されているのでしょうか?
それは、SDGsが
バックキャスティング
という手法で作られているからです。
創造的破壊
仕事でも何でも、
何かを良くしよう!変化しよう!
と考えたときに
現状から、
どんな施策を実施できるかを考えて、
コツコツと変化を積み上げていく
このような考え方を
フォアキャスティング
(forecasting)
といいます。
それに対して
未来の姿から逆算して
現在の施策を考える発想を
バックキャスティング
(backcasting)
といいます。
言いかえれば、
フォアキャスティングは
現状を考えた改善的なアプローチ、
バックキャスティングは
創造的破壊を生みだす
アプローチとも言えます。
つまり
バックキャスティング的発想で
作られているSDGsは
具体的なやり方は、
正直わからないけど…
とにかく私たちの世界は
2030年にはこういう状態に
なっている必要があるのだ!
と、かなり高い目標として
設定されているのです。
話をコロナに戻すと
コロナの緊急事態宣言は
現状を改善していくための
フォアキャスティングと言えます。
どちらが正しいやり方か?
という議論をするつもりはないですが
私たちが住む世界です。
そのような目標・目的、
そしてその期限を
しっかりと理解したうえで
私たちは行動すべきですね。
行政書士法人スマイル
行政書士 出見世(でみせ)雅之の
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