俳優の死から…吐露と情報発信について
以前もこのスマイル☻ブログで
最近やたらと邦画DVDを観ている
と紹介したが
(↑↑もっと仕事しろって感じだけど)
歳だからか、もしくは
私だからかはわからないが
映画を観るとその名優と呼ばれる
俳優・女優さんの演技に
それはそれは感服する
よくそんな自然な演技ができるなぁ
よくそんなリアリティ溢れる
演技ができるなぁ
よくその役になりきれるなぁ
と…。
例えば、セリフとともに
自然に涙を流すシーンなんか
どうやってコントロールするんだ？
って思う。
当然、それができるから
俳優として活躍しているんだろうが。
そんな名優・俳優を観て
もう一つ疑問に思うのが
あれだけ複数の役になりきって
リアリティある他人に
自然になり切ることを
繰り返していたら
本当の自分を見失ったり
しないのだろうか？？
という疑問だ。
他人の影響を受けやすい人は
映画やドラマに出てくる役柄や
キャラクターに憧れ
それを真似したりもするのだろう
「あんな人になりたい…」と。
私はどちらかと言うと
自分は自分と考えるタイプで
それほどではないけど
それでも、そんなことは
多少なりともあった。
だから、実際にその役になりきる
俳優さんも
その与えられた役のキャラクター
つまり性格や人格を気に入ったりして
「この役の人格になっちゃおう…」
とか。
しかも我々素人とは違って
それがリアルにできちゃうから
性格も人格も自分の思うとおりに
自由自在に変わることができ
自分を見失う
ってこともあるのかと。
そうなってしまうと
決して肯定するわけではないが
それこそ必要以上に
他人に厳しくあたってしまったり
違法な薬物に走ったり
あるいは自らその命を絶つことも
うなずけるといえばうなずける。
繰り返すが、上記の判断は
決して肯定はできない。
ましてや、今はSNS時代
私たち素人は簡単に自分の気持ちを
SNSで吐露できる。
辛ければ「辛い」と。
苦しければ「苦しい」と。
死にたければ「死にたい」と。
また、自分のことだけではなく
自分以外の他人が気に入らなければ
それが知人であろうが
俳優やアーティストであろうが
「バカ」「嫌い」「死ね」などと…
しかも、自分の名前も顔も出さずにね。
それが私の言う吐露だ。
しかし、
俳優やアーティストとなると
おそらくそうは簡単に
できないのではないか？
どれだけ自分を見失っていても
そうやすやすと吐露はできない。
本当に辛かろう。
本当に苦しかろう。
そこまでして私たちが喜ぶ
エンターテインメントを
魅せてくれるのだから
私たち素人は感謝の一つでも
していいくらいでは。
そういう私もこうやって
1年以上毎日ブログを
書いている訳だが
ブログもSNSと同じと考えれば
私も同類なのかもしれない
ただ、あえていうなら私のブログは
行政書士として
SDGsコンサルタントとしての
情報発信だと自負している。
他人にとって有意義な話題や情報を
提供したいと考えている。
なので、決して吐露とは違う。
(たまに吐露もしているが)
自分も守れず人も傷つけるのが
吐露だとすれば
自分も人も傷つけないのが
情報発信なんだろう。
私たちは吐露をする者のではなく
情報発信者
でいようではないか。
謹んでお悔やみ申し上げます。
