SDGsの『開発』の概念とは?
SDGsの知名度
私の住む石川県では、
地元の地方TV局や、地方銀行が
『当社はSDGsに
取り組んでますよー!』
というようなTVコマーシャルが
流れていたりします。
皆さんの住む地域では
いかがでしょうか?
私が、その推進を図っている
国連で2015年に全参加国が賛成し
採択された全世界の共通目標
SDGs(持続可能な開発目標)
は、少しづつですが
日本国内での知名度が
上がってきていることが
みてとれます。
なぜ、しっくりこないのか?
ただし、
『エスディージーズ(SDGs)』
と言うと、ゴロもよく
覚えやすい気もしますが
『持続可能な開発目標』
と言うと、
何かしっくりこないと言うか
「???」
となってしまう人も多いのでは
ないでしょうか?
確かに
『持続可能な…』
というフレーズだけ
目にしたり耳にすると
最近では、新型コロナ関係で
持続化給付金や
持続化補助金【コロナ特別対応型】
などといった公的な制度名を
よく耳にするので
混乱する人も多そうです。
『開発』の概念
また『開発』
というフレーズは
例えば、
国土開発というような
大規模な工事を連想したり
商品開発といった
目新しい発明などが
連想されたりもしますので
私もそうですが、そのような仕事に
携わっていない方にとっては
ピンとこないフレーズです。
しかし、開発という言葉の概念には
先に例にあげた
国土開発や商品開発
というものだけではなく
例えば、
経済開発
社会開発
地域開発
農村開発
人的資源開発
などといったような
多くの概念が存在します。
当然、大きく17もの目標を掲げる
SDGsが示す『開発』は
これらの、
経済・社会・地域・
農村・人的資源
などの、様々な分野での
『開発』がなされることにより
持続可能な世界が実現する!
と考えられたものであることに
間違いありません。
※そういった意味では
宇宙開発にまで及ぶのは
まだまだ先なのかもしれませんね。
次世代のニーズ
そして、これらの開発は
ある書籍から言葉を借りると
将来世代の
ニーズを満たす能力を
損なうことがないような形で
現在の世代のニーズも
満足させるような開発
とも説明することが
できるかと思います。
つまり、様々な『開発』によって
現代に生きる私たちの生活が
素晴らしいものになるだけでなく
次世代、次々世代の生活までも
素晴らしいものにするのが
『持続可能な開発』
と言えるでしょう。
あなたは、どんな開発に
携さわりたいとお考えですか?