自(みずか)らが主体となること
もくじ
緊急事態宣言をうけて
昨夜(令和2年4月7日)は、
安倍晋三総理大臣より、
新型コロナウィルス
感染拡大防止のため
緊急事態宣言
が発令されました。
まさに(悪い意味で)
歴史に残る日となりました。
安倍総理が
「このペースで増加が続けば、
コロナ感染者は
2週間後には1万人、
1カ月後には8万人を超える」
と会見されたのを聞いたときは
心底ゾ~ッとしました。
物心がついてからの
約40年の間に、これほどまでの
事件に直面したというような
経験はございません。
まさに“未曽有の危機”
と言ったところ。
約1カ月半前は
⇊以下のような危機感の無い
ブログを書いていた自分を反省し、
恥ずかしく思います。
申し訳ございませんでした。
今すべきこと
とにかく、私たちが今すべきことは
新型コロナウィルスの感染拡大を
最小限にくい止める
ことでしょう。
残念ながら、これからも
感染者の数は増えていくと
考えられます。
ここ数日でピタっと止まることは
ないでしょう。
ただ、そこで運に身を任せて
諦めるのではなく
“最小限”に抑える努力
をするのです。
どうやって抑えるか…?
それはメディアで発信されている
“3密を避ける”
もそうですし。
私たち個人レベルでは
外出しない!
人と会わない!
手洗いとうがいをする!
マスクをしっかりする!
というごく基本的なこと
なのではないでしょうか。
自(みずか)らが主体となること
以前、こちらのブログでも
紹介させてい頂きましたが
ある小学校で講演を
させて頂いたことがありました。
その講演では、
法律家である行政書士として
「決まりやルールを守ること」
の大切さを説かせて頂きました。
その際に、例としてあげたのが
その小学校に掲示されていた
このような手作りのポスターでした。
小学校の児童たちに
「なぜ
手を洗わなければ
いけないか?」
と質問すると
多くの児童たちが
「風邪をひかないため」
「病気にならないため」
と答えます。
つまり、
「自分のため」
と答えるのです。
そこで私は
このように諭してあげるのです。
「手を洗うことは
自分以外の誰かにも
風邪や病気を
うつさないように…」
と。
新型コロナウィルスに関しても
「自分が“感染者”だと思って
行動して欲しい!」
という旨の報道がなされています。
これは、
他人事として
考えるのではなく
自分事として
考え、行動する
ということでしょう。
つまり
自らが主体となること
なのです。
SDGsも自らが主体
私たち人類が
2030年までに達成すべき
17の大きな目標と
169のターゲットである
SDGs(持続可能な開発目標)も
自らが主体となって
行動を起こすこと
を求めています。
これだけ大きな目標を
掲げているSDGsです
国や地方公共団体などの都市
企業や団体だけの力だけでは
決して達成できない目標だからこそ
私たち人類である
一人ひとりが
主体となることが
求められているのです。
もちろん今は
新型コロナウィルス
感染拡大を
最小限に抑えることが
私たち人類に課せられた
最優先目標です。
SDGsと言っている場合では
ないかもしれません。
ですが、
自らが主体となる意識
は共通する目標です。
私が偉そうに述べれるような
立場ではないことは重々承知ですが
どうか、皆さまには
自らが主体となる意識
を、ひと時も忘れないで
頂きたいと思います。