SDGsとは?~SDGs専門の法律家が説明します!~
もくじ
最近、
SDGs
って新聞やニュースで、
よく目にしたり耳にしたり
しますよね!?
SDGsのシンボルマークである
こちらのピンバッチを↓↓
付けている人も
街でよく見かけるようになりました
本業は石川県で
行政書士をしている私ですが
このSDGsがもっと世界に広がれば
いいと思っていまして
2019年(令和元年)からは
SDGsビジネスコンサルタントとして
SDGsの推進・普及に
務めてまいりました。
まだ日本国内では
「SDGsを知っている」
って人の割合が
30%にも届かないらしいのです。
しだがって、
この2019年(令和元年)の最後に
来年2020年(令和2年)は
SDGsが世界中に広がるよう
『SDGsって何…?
実はまだよくわかってない…
今更人に聞けない…』
という方にでも
SDGsについて、わかりやすく
ご案内したいと思います。
小学5年生でもわかるSDGs
SDGsはエスディージーズと呼びます。
正式名称は英語で
Sustainable Development Goals
(サステナブル デベロップメント ゴールズ)
と書きます。
太字下線部分をつなげると
SDGsとなるんですね。
日本語にそのまま訳すると
『持続可能な開発目標』
とされていますが…
これからSDGsを勉強していくのなら
これでは少しわかりづらいので
“持続可能な開発目標”と訳すよりも
↓↓
『全世界が“いい感じ”に
発展し続けるための目標』
とでもした方が
わかりやすいと思うので
誰かに伝えるときは
そうやって教えてあげることを
おすすめします。
このSDGs。
つまり
「世界が“いい感じ”に
発展し続けるための目標」
というのは
国際連合という
世界的な場所で決められた
私たちが住む“地球全体”が
目指すべきゴールです。
国際連合とは
よくTVのニュースや新聞では
“国連(こくれん)”
と呼ばれていますね。
この国連というのは、本部が
アメリカのニューヨークにある
全世界のためのとても重要な組織。
国連では、
◆世界を
もっと平和にするには
◆世界の人々を
もっと幸せにするには
◆世界をもっと
住みやすい環境にするには
といったような
地球全体が良くなったり、
幸せになることを
世界各国の偉い人たちが集まって
話し合ったり、ルールを決めたり、
それを実際にしてみたりしています。
国連の旗↓
具体的な例をあげると
戦争がおこっている
国や地域に行って
戦争をやめさせたり
美しい自然を壊している国を
注意したり
世界が良くなるための
条約という(法律とはまた別の)
“ルール”を作ったりしています。
さらにこのフレーズを
知っている人に
もう少しわかりやすく伝えるなら
国連は
まんが『ワンピース』の
“レヴェリー”みたいなもの
と考えてもいいです。(笑)
今、説明しているSDGsは
そのレヴェリー…
いや国連が
全世界に広めようとしているものなんです。
SDGsの始まりは2015年
SDGsが国連で定められたのは
2015年の事。
そして、そのSDGsは
2016年から2030年までの間で
達成するべき世界共通の目標(ゴール)
として定められたものです。
その目標は1つだけではなく
17のゴールに分かれています。
(さらに具体的な項目として
17のゴールの下に
169のターゲットがあります)
その17のゴールを表したのが
この下のカラフルなロゴの数々。
それぞれのゴールについては
こちらを活用して頂くと便利です。
※画像をクリックすると
PDF印刷画面にジャンプします。
SDGsの合言葉
そして、
SDGsについて考えたり
お話したりするうえで
忘れてはいけないのが
この合言葉です。
『誰ひとり取り残さない』
さて…これって
どういう意味なんでしょう…?
これまでも、国連や
私たちが住む国々の偉い人達は
わたしたち人間が
幸せに暮らしていけるように
いろんな方法を
一生懸命考えてきました。
例えば、ある国では
車が走る時に出す汚いガスが
美しい自然を壊すからといって
車に関する税金をすごく高くして
人々があまり車を使わないように
したのですね
その国からすれば
良かれと思って
『汚いガスを出す車を
少なくして自然を守る』
という目標を
ゴールにした訳です。
するとどうでしょう。
その国の汚いないガスは
減るには減ったのですが
車を必要とする“貧しい人”たちは
とっても苦労することになってしまい
ついには、
そのルールを考えた国と
貧しい人たちの間で、
新たな争いが起こってしまいました…。
これって
正しいことだと思いますか?
違いますよね!?
つまり、これまでも
世界を良くするための目標は
ちゃんとあったし、
国連も国も私たち人間も
それを実行して
達成してきたりはしたけど…
先ほどの国の例のように
自然を守るために
良いことと思ってしたことが
逆に、貧しい人を
不幸にしてしまったんです。
まさに
“誰かを置き去りに
してしまった”
訳ですね。
あの国がゴールにかかげた
『ガスを出す車を少なくして
自然環境を守る!』
という目標は
決して
世界が“いい感じ”に
発展するための
“ずっと続けられる”目標
にはならなかったということです。
日本語のに古くからある
「ことわざ」で言うところの
“あちら立てれば
こちらが立たぬ”
です。
なお、このような
あちら立てれば、こちらが立たぬ
というようなことを
最近では
「トレードオフ」
と呼んだりします。
だから2015年の
(レヴェリーじゃなくて)国連では
“あちらを立てれば、
こちらが立たず”とならない
ように
そして
“誰一ひとり
置きざりにしない”
ように
トレードオフを考えて
世界が“いい感じ”に
発展し続けるための目標
が17のゴールに分けて
決められたのです。
そしてそれを
世界中に発信して広めているのが
SDGs(持続可能な開発目標)
なんです!
少しは
ご理解いただけましたか?
SDGsについては
こちらのスマイル☺ブログで
これまでも
いくつもの情報を発信しています!
令和2年は、きっと
SDGs元年になります!
ぜひ!あなたにも
SDGsに取り組んでほしいのです!
私が協力できることがあれば
どうか遠慮なくお問合せください!
次回のブログも
この続きを書くので
ぜひ読んでくださいね!
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