近江商人とSDGs
※サムネイル画像は東近江市ホームページより引用
夏の甲子園！
おかげさまで
私の母校である星稜高校は
2回戦も勝利し
ベスト16に駒を進めました！
(何度も言いますが私は高校時代レスリング部)
母校以外の試合でも
熱戦が繰り広げられ
私たちファンは楽しませて
頂いていますが
個人的に
星稜高校と優勝争いをすると思っていた
滋賀県代表の近江高校
が敗退したのは意外でした。
近江高校と聞いて
私が連想するのが
近江商人
です。
※画像は東近江市ホームページより引用
リンクのウィキペディアに
書いてある通りではありますが
お侍さんがいる時代から
日本の商業の基盤を作り
今でも、その流れをくむ
大手有名企業が多く存在する
近江商人。
その近江商人で有名なのが
売り手よし
買い手よし
世間よし
と呼ばれる
三方よし
という考え方ですね！
企業・会社で言えば
経営理念
です。
“三方よし”とは
売り手の都合だけで商売をするのではなく、
買い手が心の底から満足し
商売いを通じて
地域社会の発展や福利の増進に
貢献しなければならない
という考え方です。
この考え方は
古き良き日本型経営として
日本経済を育んできました。
その全く逆が
欧米型経営
です。
欧米型経営を簡単に言うと
株主・出資者・投資家優先の経営です。
つまり
「売り手だけが儲かれば良い！」
という考え方です。
(※ある意味“売り手”でもない…)
欧米型経営は
企業にとって最大の利益あげるため
極端な経営の合理化を行います。
それは買い手への気持ちや
世間・社会への配慮を欠くものです。
そして、
その欧米型経営は日本にも入ってきました。
その結果、欧米型経営によって生み出されたのは
粉飾決済
(儲かっていると嘘をつく)
不正行為
(ルールに違反する)
公害
(有害物質をたれ流す)
ブラック企業
(労働者をこき使う)
などです。
そう全ては売り手のために…
もう
コンプライアンス
(法令遵守)
も
ガバナンス
(企業統治)
もあったものではありません。
ですから、今でこそ
近江商人の考え方
三方よし
が見直されるべきなのです！
この「三方よし」で
お気づきのことはありませんか？
そうです！
三方よしは
SDGs(持続可能な開発目標)
と全く同じ考え方と言えます。
欧米型経営は
経済を発展させてるためには
抜群の効果を発揮しましたが
その反面
粉飾決済・不正行為・公害・ブラック企業などの
社会問題や環境問題を
生み出しました
まさに
こちらを立てれば
あちらが立たず…
対して
近江商人を代表とした日本型経営は
売り手よし、買い手よし
そして世間よし…
「誰一人取り残さない！」
というSDGsの理念にぴったりです。
私たちの住み日本では
近江商人の流れを汲んだ企業が
溢れていますし
その精神は
私たちにも受け継がれています。
もう既に私たちが
仕事として・ビジネスとして・商売として
取り組んでいることが
SDGsに繋がることも少なくありません。
それでも
「もっと具体的に
SDGsに取り組んでいきたい！」
と思われる方は
一般社団法人SDGs支援機構 認定の
SDGsビジネスコンサルタントJrである
私にご連絡ください。
ではまた次回に。
