千鳥がコンプライアンスは気にしないと言うが…💦
もくじ
このブログの筆者
やりたいことじゃなくて
やれることだけやってきた結果
脱サラ⇒格闘家⇒行政書士と
逃げるように転身を繰り返した
そんな悔しい過去が現在の原動力。
挑戦することに躊躇う人の
気持ちが誰よりわかるからこそ、
企業経営という形で前進しようとする
起業家の背中を押す!
新事業支援、資金調達、
許認可申請、法律相談
までワンストップ任せることが可能!
どーも!こんにちは!☻
はじめての脱サラ起業を
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若手創業社長の名セコンド
出見世(でみせ)雅之です。
毎日欠かさずブログ
2022年(令和4年)3月26日(土)
997号スタート!
千鳥 大悟のコンプラ
いつもの通り
ネットニュースの見出しを眺めると
👇こちらの見出しが目に入る
YAHOOニュースより引用
千鳥さんという芸人さんが
嫌いな訳じゃないけど
まあまあ
千鳥さんのような芸人さん
が言いそうなセリフだな…
笑いのためなら
コンプライアンスも…
みたいな豪快キャラというか
尖がったタレントさんなら
むしろ、本心じゃなくても
そんなセリフを言わなきゃ
ダメだわな…💦
もちろん、
そんなことはわかっちゃいるけど
曲がりなりにも法律家
の自分としては
いやいや💦
あかんよ!あかんよ!
コンプライアンス大切だよ!
とツッコミたくなるし
そもそも
コンプライアンス
の本当の意味ってわかる?
と言いたい…
あなたもちゃんと
答えられるかな?☻
コンプライアンス 意味 検索
コンプライアンスの意味は?
と訪ねられた場合に
“法令遵守”
と答えになられる方が
多いのではないですかね?
法令遵守…
決して間違いではないんだろうけど、
私が読んだある本では、
少し毛色が違う見解が
示されていたんですよね。
つまり
コンプライアンス=法令遵守
と訳すのに違和感があるとのこと。
確かに現代日本社会においては、
コンプライアンス…
法令遵守
言い方を変えれば法的適合性が
強く求められています。
でも、やはり
コンプライアンス・コンプライアンス
と、しつこく言われているのは
企業
と呼ばれる存在でしょう。
それは、なぜかというと、
企業活動が
地域社会にもたらす影響は
とても大きなものであって
そんな大きな影響力を持つ企業が、
法令から外れた活動をしてしまうと、
地域社会にはマイナスの影響が
出てしまうからでしょう。
例えば、漠然としたフローだけど
企業の法令違反
↓
それに端を発した企業活動の停止
↓
関連する中小零細企業の連鎖倒産
↓
雇用の減少
↓
地域経済に大打撃
ということが起こり得るわけですよ。
しかも、最近では、
企業のコンプライアンス違反は
企業の“不祥事”と捉えられ、
マスメディアやSNSの
格好の餌食となっています。
そうなると、
どんな大きな企業であっても
衰退するどころか
消滅さえあり得る訳です。
従って、もはや
企業が法律に従った企業活動を
することは当然であり、
企業が大きければ大きいほど
コンプライアンス意識を
強めなければなりません。
責任・相当性
じゃあだよ?
企業は、
“法令を遵守する”だけで
良いのだろうか?
まず、結論から述べると
コンプライアンスという言葉には
“法令遵守”という意味だけではなく
“社会的責任”
“社会的相当性”
という意味も含まれるとのこと。
もし、
コンプライアンス=法令遵守
という意味のみで
形式的に解釈してしまうと
法律を守っていれば
何をしても良い
というような偏った考えが
許されてしまうことに
なってしまう…💦
実はいうと
法律は最低限のルールを
定めているもの
に過ぎません。
例えば、極論でいうと…
いわゆる何が犯罪であると定める
『刑法』という法律では、
誰もが知っているとおり
人を殺してはいけない
と定められていますが…、
人を殺したいと
思ってはいけない
とは定められてはいません。
つまり、
法令遵守を最低限に行えばよい
のであれば
人を殺したい!という考えは
許されることになります。
もっと身近な法律を例に挙げると
皆さまもよくご存知の
労働基準法という法律
企業は、労働者に対して、
週に1回は公休日を
与えなければならない
ことを定めています。
(しかも例外まで定めてます)
皆さまは、もし企業の労働者として
就職するなら
週1回の公休日を最低限保証した企業と
週2回の公休日をくれる企業とでは
どちらの企業に就職したいですか?
もしくは、
どちらの企業が
社会にプラスの影響を与える企業
だと思いますか?
常識・世論・価値観
僕の説明したいことが
つたわってますかね!?☻
コンプライアンスは、
『法令遵守』と形式的な意味だけで
解釈されるのではなく
法令の趣旨や目的、
社会常識や世論、
道徳観や倫理観
に相応しく、そして適合した
“社会的責任”
“社会的相当性”
という
実質的な意味においても解釈され、
理解されなければならない…
ということです。
特に、
社会常識や世論、
我々の価値観
といったものは
時代の移り変わりとともに、
今すごいスピードで変化しています。
現行の法律が、
そのような激しい変化に合わせて
タイムリーかつ迅速に
改正されたり、
新たに施行されることは、
現代の法制度では
なかなか難しいでしょう。
だからこそ、
企業のみならず、僕たちは人は、
『法律ギリギリなら構わない』
という浅はかな姿勢を
厳しく戒(いまし)めなければ
この社会を
良い方向に育てていくことが
できません。
是非、この機会に
コンプライアンスの本当の意味を
もう一度お考え頂ければ
嬉しいです!!
あ…💦
なんか法律家みたいなことを
述べてしまった💦💦
あ…💦
僕、法律家だった💦💦
(笑)
行政書士法人スマイル
行政書士 出見世(でみせ)雅之の
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