阪神淡路大震災の残した正の遺産~レジリエントなインフラ~
もくじ
あれから26年…
本日1月17日は
今から25年前の1995年に
阪神・淡路大震災が
起こった日です。
この震災によって
6,000人を超える人が
お亡くなりになられたとのこと
改めて、
遺憾にたえない出来事だったと
思い返されるのです。
正の遺産
今日、ネットニュースを眺めていると
以下のような興味深い記事が
目に止まりました。
是非、みなさんにも
読んで頂ければと思います。
クリックで記事にジャンプ
この記事によると阪神・淡路大震災は
甚大な被害だけでなく
「正の遺産」
も残したとのこと。
例えば
災害ボランティアの定着や
災害専門家のチームの発足
また、
下げ止め式水道レバーの普及や、
カセットボンベの規格統一
は阪神・淡路大震災での教訓が
契機になったといわれているそうです。
災害に合うことで
災害に強い社会を作る
きっかけとなった…
これが正の遺産と呼ばれる
所以と言ったところでしょうか。
SDGs目標9
国連にて全会一致で可決され
私たち世界中の人が
2030年までに達成すべき
全世界の共通目標である
SDGs(持続可能な開発目標)
には、
目標9
というゴールがあります。
※ピクトグラムをクリックすると
(一社)SDGs支援機構の説明ページに
ジャンプします。
さらにSDGsの
具体的な行動指針を示す
169のターゲットの
目標9
「産業と技術革新の基盤をつくろう」
に該当するターゲットに
目を通すと…
このように
『強靭(レジリエント)
なインフラ』
という文言が目がとまります。
インフラとは
道路、鉄道、上下水道、
電気、電話網、通信網
などの、私たちの生活に必要な
基盤のことをいいますが
強靭(レジリエンス)とは
壊れない強さをという意味ではなく
速やかに
元の状態に回復する
能力・性質
という意味を持ちます。
つまり、
『強靭(レジリエント)なインフラ』
とは、
自然災害等にあっても、
いち早く元の状態に回復できる
インフラのこと
を指し、
SDGs目標9では、
その実現を視野に入れているのですね。
正に、先程紹介した
阪神・淡路大震災が残した
正の遺産は
この
強靭(レジリエント)なインフラを
指していると言えるでしょう。
阪神淡路大震災から
26年目の今日
この日をきっかけに
SDGsがより皆さまの
身近に感じられるようなもの
になるといいな。
と想う今日この頃です。
行政書士法人スマイル
行政書士 出見世(でみせ)雅之の
↓↓自己紹介アニメです!↓↓