平等と公平の違いとSDGs(持続可能な開発目標)
もくじ
平等を公平の違い
早速ですが、みなさんは
平等と公正
と聞いて、それぞれの意味や概念を
辞書をひくことなく
正しく答えることができますか?
非常によく似た言葉
のように思いますが
実際はどう異なるのでしょうか?
ちなみに、自宅にある
国語辞典で調べてみると
【平等】
差別がなく、
一様に等しいこと
【公平】
判断や行動が公正で
かたよらないこと
と書かれていました。
ここにネットでたまに見かける
イラストがあります。
画像はネットからお借りしました。
もうお分かりのとおり
平等と公平
という非常によく似た概念
を表現したイラストです。
辞書の文章による表現は
何かわかるようで
わからない気がしますが…
こうやってイラストにされると
とてもわかりやすいですね。
説明は不要かと思いますが
辞書にあるように
この場合だと
公正が“正しいこと”
であると考えることもできます。
では、平等という概念は
間違っているのでしょうか?
いえ、決してそうではありません。
社会や日常には
公正よりも平等が相応しい
そんなこともあるのです。
SDGs(持続可能な開発目標)
国連にて全会一致で採択され
2030年までに人類が達成すべき
世界共通の目標である
SDGs(持続可能な開発目標)
には、
大きな17の目標がありますが
この17の目標の中には
以下のとおり
平等を
ターゲットとしたものも
公平(正確には公正)を
ターゲットとしたもの
があります。
目標10
目標16
前者の目標10
『人や国の不平等をなくそう』は
私が持っている
にはこのように書かれています。
辞書にも平等は『差別がない』
と書かれていました。
未だに世界からなくならない
人や国に対する“差別”は
絶対的に社会には不必要なものですから
差別の撤廃は、公平という考えよりも
平等が相応しく
平等は環境や状況に対する言葉
と言えるのではないでしょうか。
続いて後者の目標16
『平和と公正をすべての人に』は
によると
このように表現されています。
キーワードは『差別』ではなく
『平和』です。
先程のイラストのとおり
平等ではカバーできない平和を
公平公正の精神であれば
平和に解決できるということです。
公平公正は辞書にあったように
人の考えや行動等の行為に対する言葉
と言えるでしょう。
平等も公平もおざなりにせず
誰ひとり取り残さない
というキャッチフレーズのもと
その目標の達成を目指す
SDGs(持続可能な開発目標)
を、もっと多く方に知って頂けるよう
これからもデミーは頑張ります!
行政書士法人スマイル
行政書士 出見世(でみせ)雅之の
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