レジ袋の有料化スタート!その理由は!!
もくじ
レジ袋有料化スタート!
昨日(令和2年7月1日)から
日本全国ではじまった
コンビニやスーパーなんかの
“レジ袋の有料化”
私もよく利用する
コンビニなんかでも
レジ袋は3円かかる…
食の嗜好や、味覚の好みが
わんぱく小学生並みの私が
コンビニに入れば
よだれが出そうな
魅力いっぱいの商品から
あれもこれもと購入することが多く
そんなときには、
やはりレジ袋が必要に…
これを機会に、ダイエットの
推進になればと願う…(笑)
ところで、
このレジ袋有料化
コンビニやスーパーが
これまでタダで提供してきたから
コンビニやスーパーの
経営を助けるために…
という目的で始まったのでは
“ない”ってことはご存知ですよね?
レジ袋有料化はなぜ?
一番の目的は“環境問題”。
レジ袋が作られる原料は
いわゆる“プラスチック”です。
例えば、心無い誰かが
無造作に捨てたプラスチック製の
レジ袋が川に落ち、
いずれは海に辿りつき、
そして海中を漂う。
プラスチックはかなり丈夫で、
海に溶けることはなく
自然に帰ることはない。
そんなプラスチックごみを
海の自然生物が誤って食べてしまう…
絶滅の危機にさらされている
クジラやウミガメのお腹には
誤って口にしたプラスチックごみが
たっぷりと…そして命を落とす。
クジラやウミガメだけじゃない
私たちがよく口にする
マグロやサーモンやサンマ、アジ…
お寿司屋さんのネタとなる
魚たちの体にも
目に見えないまでに小さくなった
プラスチックが蓄積されている…
目に見えないプラスチックのことを
マイクロプラスチック
と言います。
マイクロプラスチックが
体内に蓄積された魚を
私たち人間が食すれば
私たち人間の身体内にも
マイクロプラスチックが
蓄積されていき悪影響を及ぼす…
そして、私たちの身体を
蝕(むしば)んでいく…
海洋プラスチックごみの量
世界で排出される
1年間のプラスチックごみの料は
約900万トン
と言われております。
※そのうちレジ袋は
約2%らしいです。
そして、すでに海には
約3億トンのプラスチックごみ
が溜まっているといわれています。
このままいくと…
2050年までにそのゴミが
約11億トンにまで
増える計算になります。
海に生息する生物が
約11億トン
と言われていますから
30年後の海は、海洋生物と
海洋プラスチックごみの量が
同じになるということです。
ちなみに、
世界の人口が80億人として
人間の平均体重が60キロだとすれば
人間の総重量が4.8億トンです…。
ここで考えてほしいのは…
プラスチックごみは
持続可能性
(サスティナビリティ)
の阻害要因
つまり悪者だということです。
SDGs(持続可能な開発目標)
国連で全会一致で採択された
私たち人間が2030年までに
達成すべき世界共通の17の目標
SDGs(持続可能な開発目標)
には、
目標14「海を守ろう」
がありますが、
※ピクトグラムをクリックすると
(一社)SDGs支援機構の説明ページに
ジャンプします。
この目標の割合の多くは
海洋プラスチックごみ
を減らそう!
と言えるかもしれません。
そのために動き出した
レジ袋の有料化
「面倒な時代になった…」
と嘆くのではなく
私たちが海を守る!
海洋生物を守る!
という気概を持って、
受け入れようじゃありませんか!