企業の社会的価値や役割とSDGsに期待すること
もくじ
企業は『善(ぜん)』
法人であろうと、
個人事業主であろうと
企業や会社と呼ばれる
団体や組織、集合体は
私たち人間にとって
“善”
の存在であると言えます。
つまり、企業は
社会的価値の高い
存在なのです。
よく考えてみて下さい。
学生の頃“社会”や“歴史”の
授業ので教わったように
私たちの祖先は
自分や家族の“生”を保つため
すなわち「生きる」ために
畑や水田を作り
野菜や穀物を作り
海や山に漁や狩に出て
魚やほかの動植物を食した。
そこには危険なことも多く
農作業や狩に失敗しても
なんの保証もない
今では考えられないほどの
リスキーな生活を
送っていたのでしょう。
そんな時代を経て
企業を起こす人が出てきました。
企業は、人々に
働く環境と仕事を与えます。
すると、どうでしょう。
これまで喰うことも
ままならなかった人たちは
真面目に企業で働きさえすれば
危険を冒すこともなく
安定かつ裕福な生活
が手に入るようになったのです。
企業が人類に与えた価値観
考えてみると、確かに、
働く人(つまり労働者)にとって
働く環境や労働条件が酷く
企業が悪になることもあるのは
事実です。
それは、今も変わりません。
しかし、世界には
どんどん企業が誕生し、
新しい雇用を作ってきました。
人々は、さらに
より良い条件の働き口、
つまり企業を
選べるようになったのです。
したがって、私たちの価値観は
企業の誕生と存在によって
「どんな行動をして
何を食べるか」
から
「どの企業に入り
安定した生活を
手に入れるか」
というような価値観に
変化していったのです。
企業が、
社会に必要かどうか
“善”か否かは
資本主義国家と
社会主義国家を比べると
一目瞭然です。
悪をも善に変える企業の役割
話を少し戻しますが、
企業が社会にもたらしたのは
“善”だけではなく、
例えば、
“公害”や“過労”など
社会にとっては
“悪”となるものも
生み出したのは確かです。
しかし、その公害を
無くしたり防いだりする
技術やシステムを作り出したのも
企業の力ですし
働く人たちが
過労やストレスに
苛まれないための施策を
講じてきたのも
企業そのものです。
すなわち、私たちの住む
この地球・この世界・
この社会において、
私たち人間の生活を
より豊かに、より幸せに
していくのは
まぎれもなく
“企業”なのではないでしょうか。
SDGs(持続可能な開発目標）
逆を返せば
いくら社会的価値のある企業でも
自社の維持や発展・成長“だけ”
を考えて、それだけに固執して
企業の経営・運営してしまうと
社会のバランスを大きく
崩してしまうことになります。
私は、現在、
SDGsビジネスコンサルタントとして
企業におけるSDGsの
導入や取り組みを
サポートさせて頂いております。
現代の(自分の)欲求を満たしながら
未来の(他者の)欲求を満たすもの
である
SDGs(持続可能な開発目標)
に取り組むことは
企業にとって、
自社の発展と成長を促しながら
社会に貢献できる企業となるための
大きなビジネスチャンスです。
多くの企業にSDGsを
知って頂き、実践して頂くことにって
より私たちの生活が
豊かに、そして幸せになり
ひいては
私たちの子どもたち、孫たち
その次の世代の子どもたちの
未来に、持続可能な世界を残せる
と信じて、
これからも活動していきます。
