石川県で開催したSDGsセミナーでの学び~SDGsカードゲーム~
もくじ
前回のブログの続きです。
一昨日(令和元年12月12日)に
弊社 行政書士法人スマイルと
浜崎行政書士事務所さんとで
共同開催させて頂きました
「石川県の
中小企業のための
SDGsセミナー」
は、前半は、私が
講師を務めさせて頂き、
・SDGsとは?
・なぜ中小企業にSDGsが必要か?
・中小企業のSDGs導入事例
・中小企業経営にSDGsを取入れる手法
などをご紹介いたしました。
そして、セミナー後半は
今回のセミナーを、私と一緒に
企画開催した
行政書士の先輩であり
SDGsビジネスコンサルタントの同志である
浜崎 泰彦 先生に
バトンタッチです。
SDGs体験型カードゲーム
浜崎先生には
SDGsをカードゲームで体験できる
THE SDGs アクションゲーム
『 X 』 (クロス)
のファシリテーター(ゲームを進める人)
を務めて頂きました。
THE SDGs アクションゲーム
X (クロス) (以下「クロス」)は
SDGsの推進団体の
第一人者とも言える
地元石川県にある私立の
“金沢工業大学”さんが
考案・開発されたゲームです。
クロスから学べるSDGsの特徴
そのゲーム「クロス」は
どういったゲームか
簡単に説明させて頂くと…
まず、
SDGs(持続可能な開発目標)
の特徴として
以下のキーワードが挙げられます。
◆トレードオフの解消
◆バックキャスティング
◆イノベーション
◆トレードオフとは?
日本後の“ことわざ”でいうところの
「こちらを立てれば、あちらが立たず」
という事です。
例えば…
環境を守るために
石油(ガソリン等)の使用を少なくしたら
人々の生活が不便なものになってしまった…
などの問題解決のために発生する
矛盾したことを指します。
◆バックキャスティングとは?
問題解決にあたり、
目標をしっかり立てたうえで、
その目標を達成するために
その方法を考えたり実行すること。
反対の言葉は、
“フォアキャスティング”で
目標は立てずに、発生した問題に対して
現状より良くする方法を考え
実行していくやり方。
◆イノベーションとは?
SDGs的な言い方をすれば、
問題解決をするために
新しい手段や方法を考えるのではなく
今あるものや、今できることを
組み合わせたりすることによって
これまでになかった
革命的なアイデアや価値
を生み出す方法です。
クロスは、この
トレードオフの解消・問題解決のために
バックキャスティング的な考え方と
イノベーションの生み出し方
をカードゲームをとして
学べるものなのです!
参加者の方々には
4名~5名で一組になって頂き
お互いコミニケーションを取りながら
和気あいあいとゲームに取り組むことで
チームに課(か)された
“トレードオフ”(問題)を
それぞれが持っている
“今できる事”とアイデアで
問題解決に向かって
頑張っていらっしゃいました!
セミナーを終えて
今回のセミナーを
企画・開催させて頂き
今回の参加者の方々のように
普段からアンテナを立てられていて
SDGsの重要性をご存知であったり
SDGsにとてもに興味がある
という中小企業の社長様や
事業者様も増えているのは事実ですが
まだまだ、その認知度は
SDGsを発信する国連も、
SDGsを推進する
我々のようなコンサルタントが
望むほどにはなっていない
ということに気付くことができました。
来年は、日本にとっての
“SDGs元年”
になるでしょう。
少しでも、
SDGsのすそ野が広がるよう
これからも活動を続けたいと
改めて思ったのでした。
次回は、また石川県内で
来年(令和2年)3月頃に
SDGsに関するセミナーを
開催したいと計画中です。
是非あなたにも
ご参加いただきたいと思っています。
では、また次回に。