SDGsと医療と福祉~「当たり前」なんていらない~

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SDGsと医療と福祉~「当たり前」なんていらない~

もくじ


 

36億5,000万人

 

1,990万人

 

560万人

 

 

 

 

 

 

 

いきなり質問ですが

↑↑こちらの数字は何をあらわしているか

わかりますか?

 

 

 

今回のブログタイトルから

想像してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

答えは…

 

36億5,000万人

 

…世界中で、病気になっても

 適切な治療が受けられれば、

 治る病気ではあるのに、

 

 予防接種やワクチンといった

 基礎的な医療保健サービス

 を受けられないことで亡くなっている

 人の数です。

 

 なお、この人数は

 世界の人口の約半分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1,990万人

 

…1年間で、予防接種を受けられず死亡している、

 世界中の乳幼児(赤ちゃん)の人数。

 

 なお、この人数は世界の乳幼児(赤ちゃん)の

 14%にあたります。

 

 

 

 

 

 

 

 

560万人

 

…1年間で、5歳の誕生日をむかえる前に

 死亡している、世界中の子どもの人数。

 

 なお、この数は5秒に1人の子どもが

 世界のどこかで亡くなられている計算に

 なります。

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは、この現実を知り

どんな気持ちになりますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SDGsゴール3

 

SDGs(持続可能な開発目標)

 

 

 

 

17のゴールでも

 

 

 

 

ゴール3

 

が世界の共通目標として定められています。

 

 

 

※ピクトグラムをクリックすると

 (一社)SDGs支援機構の説明ページへ

 ジャンプします。

 

 

 

 

また、そのゴールの

具体的な目標といえる

169のターゲットのでも

 

 

3-2では、以下のように定めています。

 

 

 すべての国が新生児死亡率

 少なくとも

 出生 1,000 件中 12 件以下

 まで減らし、

 

 5 歳以下死亡率を、少なくとも

 出生 1,000 件中25 件以下まで 

 減らすことを目指し、

 

 2030 年までに、

 新生児及び 5 歳未満児

 予防可能な死亡を根絶する。

 

 

と、力強く明言しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちにできること

 

このような現実や、

SDGsの達成に向けて

 

最も簡単にできるのが

募金や寄付などでしょう。

 

 

 

途上国に医療的な(ワクチンなどの薬)

寄付や援助をしようと思えば

 

インターネットで検索するれば

いくつもの情報が手に入ります。

 

 

 

 

 

こちらは、「ユニセフ」

募金・寄付用のWEBページです。

ぜひご参考に。

 

 

 

 

 

もちろん、このような募金や寄付

大切なのでしょうが…

 

 

 

 

あなたに、もう一つだけ

意識して頂きたいことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

「当たり前」ではない

 

SDGsゴール3は、

 

 

 

 

日本人にとっては、

“まったく”と言っていいほど

実感のわかない問題だと思います。

 

 

 

 

国民皆保険といって

日本国民全員が健康保険証を持っており

 

 

病院もたくさんあって、

お医者さんもたくさんいて、

 

日本中どこでも救急車が来てくれます。

 

 

 

でも、このような私たち日本人が

当たり前のように感じている

 

基礎的な医療保健サービス

 

を、まともに受けることができない人が

世界にはその半分にあたる36.5億人も

いるのが現実です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで、私たち日本人に与えられた

この充実した環境を

 

 

「当たり前」

 

 

だと思わないで欲しいのです。

 

 

 

 

 

ちょっと体調が悪ければ…

 

「病院へ行けばいい」

「薬局にいって薬を買えばいい」

「救急車は無料だから呼び放題」

「余った薬は捨ててしまおう…」

 

 

それって本当に必要ですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたが、本当は必要ない

医療的なサービスを受けることを

控えることによって

 

 

その分のお金や、人の労働力が

 

 

まだ充分な医療サービスを受けることが

できない世界の人々を助けることに

繋がるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に2030年までに

“撲滅”しなければならないのは

 

「当たり前」

 

という言葉や

 

そう思ってしまう

私やあなたの心なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

では、また次回に。

 

 

 

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