ピクトグラムとSDGs
前回のブログでは
オリンピックのピクトグラムについて
書きました。
ピクトグラムとは
交通標識やトイレのマークが
広く一般的に使われています。
ピクトサインとも呼ばれますし
アイコンとも呼ばれますね。
ところでピクトグラムと言えば
私が(一社)SDGs支援機構認定の
ビジネスコンサルタントJrとして
推進している
SDGs(持続可能な開発目標)
ですが。
SDGsと言えば
こちらのピクトグラムが有名です。
このカラフルな色やイラストを使用した
SDGsのピクトグラムは
ちゃんとした理由があって
このようにデザインされたものなのです。
もちろん、
持続可能な未来を作るための
17のゴールを
より周知・啓蒙するためなのですが
実はもう一つ大きな理由があって
これは
「字が読めない人でも分かるように」
という思いが込められているのです。
私は
もともと、トイレのマークを代表するような
ピクトグラムと呼ばれるものは
まだ読み書きを習っていない
子どもたちのためにあるものだと
思ってましたが
じつはピクトグラムは
サインを見やすくしたり
子どもたちのためだけに
作られたものではないことを知りました。
世界中を見渡してみると
なにも未学習の子どもたちだけではなく
紛争や貧困
教育インフラの未整備
などの社会問題により
充分な教育を受けられず
読み書きもできない方々が
たくさんいるのです。
世界では、約5,900万人の子どもたちが
学校に通えず、
7億8,100万人の成人が
読み書きができない
と言われています。
↑この情報は
こちらのブログから頂きました。
つまり、この地球上では
10人に1人以上が字が読めない
ということです。
そのために、
交通標識やトイレ
そして
オリンピックにも
SDGsにも
それぞれ趣向を凝らした
ピクトグラムがあるのです。
SDGsの大きなテーマは
「誰一人として
取り残さない!」
です。
これは、
SDGsの17のゴールと169のターゲットを
実行する人も、対象になる人、どちらの人々も
誰一人として取り残さない
という意味です。
そのため
国連もこれまで幾度となく
持続可能な未来の地球のために
様々な目標や国々の役割を
発信してきましたが
SDGsでは満を持すがごとく
このカラフルなピクトグラムで
世界中の人々に発信しています。
あなたの身近にも
ピクトグラム化ができるような
文字や言葉はありませんか?
そのようなことを考えるだけでも
SDGsの取り組みの一つになるのです。
終
※ブログの内容と写真は直接関係はありません