9年目の3.11に思うこと
もくじ
3.11
昨日3月11日は、日本人なら
言わずともご存知であろう
今から9年前の2011年に
東日本大震災が
起こった日です。
この震災被害によって
関連死を含めると
20,000人を超える人が
お亡くなりになられたとのこと
私の住む町が
人口約37,000人ですから
改めて、その被害の大きさに
遺憾にたえない出来事だったと
心から悲しく思うのです。
私に何ができるか
実際の震災の日から
その直後、そして今日まで、
また、これからも…
被害にあわれた地域や
その地域の人々のために
何か力になってあげられる
ことはないかとつくづく思います。
寄付やボランティアも
もちろん良いですが
やはりより持続可能性の高い
活動が相応しいと思うのです。
持続可能性を学ぶには、やはり
SDGs(持続可能な開発目標)
を知ることが
最も適しているかと思います。
私は、曲がりなりにも
SDGsに感銘を受け、
その推進を志した者の一人として
これからもSDGsの普及に
力を入れていこうと
9年目の3.11を迎え
改めてそう決意したのでした。
SDGs目標9
自然災害は、
私たち人間の、今の力では
その発生を防ぎようもない
ことかもしれません。
ただ、そのような不安を
少しでも解消することも
私たち人間に求められる
姿勢であるのかと思います。
私たち世界中の人が
2030年までに達成すべき目標である
SDGs(持続可能な開発目標)
には、
目標9
というゴールがあります。
※ピクトグラムをクリックすると
(一社)SDGs支援機構の説明ページに
ジャンプします。
さらにSDGsの
具体的な行動指針を示す
169のターゲットの
目標9
「産業と技術革新の基盤をつくろう」
に該当するターゲットに
目を通すと…
『強靭(レジリエント)
なインフラ』
という文言が目がとまります。
インフラとは
道路、鉄道、上下水道、
電気、電話網、通信網
などの、私たちの生活に必要な
基盤のことをいいますが
強靭(レジリエンス)とは
壊れない強さをという意味ではなく
速やかに
元の状態に回復する
能力・性質
という意味を持ちます。
つまり、
『強靭(レジリエント)なインフラ』
とは、
自然災害等にあっても、
いち早く元の状態に回復できる
インフラのこと
を指し、
SDGs目標9では、
その実現を視野に入れているのです。
求められるイノベーション
強靭(レジリエンス)なインフラを
実現するにあたり
例えば、私たち一個人だけの
力では、あまりにも小さくて
その実現は難しいのかもしれません
ただ、強靭(レジリエンス)なインフラは
大企業や行政レベルでも実現が難しい
目標です。
そのために求められてるのは、
そのような大小をいとわない力を
結集させることによって
革新的なアイデアや技術を
生み出すこと
それが
イノベーションです。
SDGs目標9は
そのイノベーションを
促すゴールでもあるのです。
東日本大震災から9年
被害にあわれた方々に
この場を借りて改めて
追悼の意をあらわすとともに
綺麗ごとかもしれませんが
この日を災害を教訓に
SDGsがより皆さまの
身近に感じられるようなもの
になることを祈念し
また世界中の人が
幸せに、笑顔になることを
これからも希望します。
では、また次回に。