東京都知事選挙の結果についての私の感想
もくじ
令和2年7月東京都知事選挙
令和2年7月5日(日)、
東京都都知事選挙の
投開票がありましたね。
結果はご存知の通り
小池さんが再選とのこと。
歴代2位の得票数で、しかも、
2番目に得票数が多かった方が
約85万票ですので
2位に約4倍もの差をつけての
圧勝劇。
先日も↓↓コチラのブログで
書きましたが、
私からすれば、東京都知事選挙も
エンターテインメントの一つ
としても観ることができ
今回の選挙も、
小池さん圧勝という予想が大半の中で
まるで競馬で万馬券が出るかのように
伏兵と呼べるような人が
予想を裏切り当選!
というようなストーリーも
心のどこかで期待してたのですが…
蓋を開けてみれば結局は…
って感じでしたね。
個人的な感想
ただ、個人的な感想でいうと
結果的には小池さんで
良かったんだと思う。
メロリンキューの山本さんは、
同世代だし、熱く語っている姿が
印象的で応援したくなるタイプの
方でしたが、
さすがにオリンピックの中止は…
ちょっと嫌だな…って感じだったし、
動画サイトでその真っ直ぐっぷりが
ガンガン投稿されている桜井さんは
確かにキャラ的に強烈だし
当選したら何してくれるんだろう!
(何やらかしてくれるんだろう…)
っていう期待もあったけど
いくら自分の主張が正しいと
信じていらっしゃるとはいえ
相対する人への、
礼儀と紳士的態度を欠いた話し方は
受け入れることができない。
宇都宮さんは、新しい政治を求めるには
年齢がちょっとな…
(小池さんの年齢もさほど差はないか…笑)
後藤さんのダンスも楽しそうだけど
さすがに現実的には無いだろうし…笑
なぜ小池さんで良かったのか!?
では、なぜ
「小池さんで良かった!」
と思うかというと
小池さんが“女性”だということ
国際的な視点でこの選挙を観ると
日本の首都である東京の
首長が“女性”である
という意味は、
皆さんが想像するよりも
大きいはずです。
結論から先に述べると
女性が行政権の長や
議会議員になることは
結果的に
社会の女性進出の機会を
促すことになるからです。
ちなみに国会議員における
女性議員の割合は
日本の場合約10%
これは国連加盟国193カ国のなかで
158位とかなり低レベル
先進国と呼ばれる国では
ダントツ最下位です。
ちなみにアメリカは19%(100位)
1位はアフリカはルワンダ共和国の
61%(なんと半分以上が女性!)
日本のジェンダーギャップ
こういう性別による格差のことを
ジェンダーギャップ
と呼びますが、
では、このような
ジェンダーギャップを
目の当たりにして
この持続可能な社会だ!
と胸を張って言えるでしょうか…?
もちろん、女性の社会進出が
阻害されるような社会では
政治・経済においても
持続可能な社会をつくっていくことは
不可能です。
2015年に国連で
全会一致で採択された
私たち人類が2030年までに
達成すべき世界共通の目標
SDGs(持続可能な開発目標)
には、
そのような
ジェンダーギャップを是正し、
女性が活躍する世界をつくろうと
呼びかけているのが
目標5「ジェンダー平等」
というゴールです。
※ピクトグラムをクリックすると
(一社)SDGs支援機構の説明ページに
ジャンプします。
この度の小池さんの再選が
日本のジェンダーギャップ是正への
一助になることを願ってやまない
今日この頃です。