政治や選挙をカッコよく語るコツ

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政治や選挙をカッコよく語るコツ


前回のブログでも

現在行われている(2019.7.5現在)

参議院議員選挙の話題について

述べましたが

 

 

今回も同じく

その話題から。

 

 

 

 

新聞の見出しのとおり

今回の選挙戦の見どころは

 

“憲法改正”(改憲)

 

“社会保障”(法改正)

 

 

とのこと。

 

 

 

 

 

こんな難しい言葉をならべられて

忙しい国民に「しっかり考えて!」と

いわれても…

 

 

 

 

改憲も社会保障も

それぞれ具体的にどういうことか

知らなくても、わからなくても

 

国民は堂々と投票に行けばいい!

 

 

いや、必ず選挙に行くべし!

 

 

改憲も社会保障も

知らないことは全然かっこ悪いことではない。

 

 

 

 

 

かっこ悪いのは前回のブログでいったとおり

 

 

 

“大した経験も知識もないのに

 知ったかぶりして

 評論家気取って

 偉そうに文句や愚痴いうヤツ”

 

 

 

 

こんな感じ

 

 

 

 

 

 

行政書士は街の法律家

もちろん法律家にとっては

政治や選挙についての話題なんかは

切っても切れないもの

 

 

 

そんな行政書士の私から

 

今回と次回のブログでは

 

「改憲と法改正を

 カッコよく語るコツ」

 

をご案内しようと思う。

 

 

 

 

 

 

まず…

 

憲法と法律は全く別物だからね!

 

 

 

ちなみに、法律と条例も別物。

 

 

 

 

だから偉そうに政治について語るヤツが

 

「憲法という法律が…」

 

といった時点でアウト!

 

 

 

ド素人確定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

憲法

国が守るべきルール

 

逆にいえば

憲法を決めるのは国民

 

 

 

 

 

法律

国民が守るべきルール

 

法律を決めるのは

つまり国会議員が決める。

 

 

 

 

ちなみに条例は

県民・市民・町民、その地域に関わる人が

守るべきルール

 

条例を決めるのは

都道府県市町村で決める。

 

 

 

 

そして、

このようなルールのことを

世間一般には“法律”と呼んでいるが・・・。

 

(一般化しているので間違いではないが)

 

 

 

正しくは、これらのルールを

 

“法令”と呼ぶ。

 

 

 

 

 

なので、

政治や選挙の話題を語るときに

 

このようなルールを

 

“法令”と呼ぶことで

 

 

私からすれば

 

 

 

「おっ!?ちゃんと知っているな!」

 

 

 

って感じになる。

 

 

 

ぜひ覚えておいてほしい。

 

 

 

 

(だったら“法律家”って呼び方は

「ダメじゃん…」ってなるけど…

今は返す言葉がみつからない…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう少し具体的に説明しましょうかね。

 

 

 

 

 

憲法

国が国民に対して守るべきルール

 

あなたも学校で、

 

◆国民主権

 

◆平和主義

 

◆基本的人権の尊重

 

が憲法で定められることを

習った覚えがあるでしょう。

 

 

 

 

 

これは、

 

日本という国が国民に対して

 

 

「政治は国民全員で行いますよ!」(国民主権)

 

 

「戦争はしませんよ!」(平和主義)

 

 

「国民は自由に不自由なく生活しましょう!」

(基本的人権の尊重)

 

 

 

ということを約束している訳です。

 

 

 

 

 

 

 

 

一方で

 

法律は、憲法とは逆で

 

国が国民にかすルール

 

 

 

 

 

例えば社会保障と消費税。

 

 

 

国で使うお金がないので

 

消費税をアップしよう!

 

 

 

というルールを決めて

 

国民にそうさせるのが法律。

 

 

 

 

 

国のルール

 

国民のルール

 

 

憲法法律の大きな違い。

 

 

 

 

 

少しは分かってくれたかな?

 

 

 

 

 

 

なので、もう一度結論を述べると

 

 

『憲法と法律は別物』

 

 

『憲法・法律・条令・政令などは

   “法令”と呼ぶ』

 

 

 

 

 

という事をわかったうえで

政治や選挙を語れば

 

 

少しは“かっこいい”

有権者・選挙人になれますよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回のブログでも述べましたが、

 

私たち法律家である行政書士の仕事は

 

 

 

なにも

 

役所に出す許可申請の書類を作ったり

 

 

契約書なんかのビジネス文書を作ったり

 

会社を退職した人が起業家となって

新たに創業・起業を志し、

そして会社を新たに設立するための

定款などの手続き書類を作ったり

 

そんな起業家や経営者の相談に乗ったりする

 

 

 

“だけではなく”

 

 

 

 

 

少しでも

 

法・法令に関する正しい“法教育”を

 

専門家以外の方々にして差し上げ

 

 

 

 

 

そして将来的に

 

日本の政治も経済も社会も環境も

 

明るく正しいものになることに

 

寄与していくことなのかな

 

と思います。

 

 

ではまた次回に。

 

 

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